ミュンヘンとコロナとわたし(6)マスクだけ残った
しばらくぶりにミュンヘンのコロナの状況を。
日本はなんだか大変らしいですね・・・
店員のマスク着用義務の緩和
ドイツは6月17日(水)の州知事記者会見で、店員のマスク着用義務の緩和を発表。ガラス板で仕切られている場合は着けなくてよくなりました。
なんせ、8時間くらいずっとマスクしてるので、しかもガラス板もあるし、お客さんとの会話がしにくいしにくい・・・普通に呼吸ができるって最高です。
でもなんかマスクしてないと、悪いことしてる気分になる。たまに顔が裸になってる気分になる。しかしながらガラス板があるならお客さんもしなくてもいい気がしますが、そこらへんはよくわからない。
お客さんにも「なんで君たち着けてないわけ?」と怪訝な顔され、「店員は着けなくてもよくなったんですよー」と言っても「どういう理由で?ガラス板があるなら僕たちだって着けなくてもいいことになるよね?」と迫られ、(確かに・・・)と思いましたが、その質問はわたしじゃなくて州知事にしてください、、、という。
お客さんのマスク意識の低下
お客さん側には、マスク着用義務は引き続きあるわけですが、結構ひどい。
- 「マスク?ないよ。いいじゃん、すぐ買い物して出てくからさ。」と言って聞かない人
- 「マスク忘れたの!これでいいわよね?」と言って襟で隠してるような隠してないような人
- 「マスク忘れたから!」と言って顔を背けながら買い物する人
- 「マスク?あーはいはい。マスクね。はいはい。ったくもう・・・」と言う人
- なぜか店内に入ってきたらマスク外す人
- 注文とか質問とか、しゃべるときにマスク外す人
もー、多いっす。こんな人多いっす。マスクの意味とは何か、再び考えさせられます。もともとそんな意味ないとすると、してもしなくても変わらないんだけど。が、義務だというのにしない上に堂々とされると、頭の中どうなってるんだろうって思っちゃいます。
夏の解放感にあふれる人々
夏です。7月末にしてもう残暑感たっぷりですが。
カフェとかレストランもテラス席は満席。Englischer Garten(大きな公園)もIsar(川)も、夏の江ノ島かっていうくらい人であふれてます。笑っちゃいました。
アイス屋さんに並ぶ行列も、1.5mの距離は絶対保たれてない。50cmなもんでしょうか。やー、夏。やー、慣れ。
パーリー
6月22日(月)からは、結婚式、誕生日会、卒業パーティーなども開催可能に。レストランは7月8日(水)から屋内なら100人、屋外なら200人まで可能に。
パーティーっていうカテゴリで言及されてたり、200人までいいんかーい、っていうのとか、ちょっと面白いです。
旅行もする
夏です。7月末にしてもう残暑感たっぷりですが、バイエルン州の学校も夏休みに入りました。
わたしも旅行を着々と計画しています。というか先々週はハンブルクに旅行してきました。ハンブルクはミュンヘンより緩くて、レストランの店員さんとか全然マスクしてなかったし(顎の下にマスク引っかかったままのスタイル)、お客さんもマスクなしで店内ウロウロしてたな。規制違うんだろうか。
それから来週はレーゲンスブルクに行く予定だし、8月末にはギリシャに旅行の予定。EU各国の出入国規制(陸路、空路、海路)やPCR検査実施有無、自宅待機有無はそれぞれ。同僚もルクセンブルクに帰省していたり、デンマークに旅行を計画していたり、などなど。
日本の家族は田舎への帰省を自粛することにしたそうで、ドイツより状況は厳しいなぁ、と少しモヤモヤしています。
わたし
わたしはというと、6月初旬あたりから友達んちに遊びに行くのを再開したり、誕生日パーティーにも呼ばれたし、公園でピクニックしたり、サイクリングしたり、カフェに行ったり、普通に遊んでます。
ということで、今のミュンヘンはマスクだけ残ってる感じです。