みずがめ記

既婚だけど単身でドイツにワーホリに来て、就労ビザで延長滞在。帰国してもドイツが好き。

ミュンヘン観光ガイドを作ったった(食べ物のススメ編)

以前から「ドイツに行くんだけどオススメある?」という友人・知人向けに観光ガイドを作ってました。古くは大学生のときに後輩向けに。新しくはワーホリ滞在中にミュンヘンに来てくれた人に。

時間も経って、あれもこれもオススメしたいものが増えてきたので刷新してみました。

お土産のススメ編に続いて、食べ物のススメ編!

ドイツ料理

ミュンヘンヴィーガンベジタリアンな人が多く、それに対応しているレストランもとても多い。THE ドイツ料理で探すと肉肉肉なので、身体を休めたくなったら「ミュンヘン ヴィーガン」で検索するといいかもしれない。

Rahmschwammerl mit Semmelknödeln

Rahmschwammerl

画像は料理サイトより

ドイツは、きのこを使ったソースがかなりうまいのでオススメ。こちらはKnödelというじゃがいもだんごにマッシュルームと生クリームを合わせたソースをかけたもの。豚肉を細く切ったものが入ったりもする。

 

Spiegeleier mit Rahmspinat und Salzkartoffeln

Spinat mit Spiegelei

画像は料理サイトより

きのこのソースと同じくらい定番なのがほうれん草のソース。ほうれん草のみだけど野菜は取れるし、結構お腹いっぱいになるし、普通においしい。

 

Königsklopse

Königsberger Klopse

画像は料理サイトより

ボール状になったハンバーグに生クリームソースをかけたもの。シチューにミートボールが入っているのに近い。酸味のあるケッパーがアクセントになっていて面白くておいしい料理。

 

Käsespätzle

Spätzle

画像は料理サイトより

パスタに見えるけどじゃがいも料理。チーズたっぷりなのでカロリー爆弾ではあるけど、その分おいしい。肉に飽きたけど濃いめのを楽しみたいときにオススメ。ローストオニオンがパリパリして、やわらかいじゃがいもとの食感を楽しめる。

ボウル

Müsli

わたしが死ぬほど好きなもの。日本でもオートミールが流行っているけど、それにドライレーズンやナッツなどを混ぜたものがミューズリーと呼ばれて好まれている。ギリシャヨーグルトと合わせるときが多く、食物繊維たっぷりでヘルシーな定番朝ごはん。

 

Cous cous salat

クスクスは日本ではあまり食べないけど、ヘルシー志向なドイツ人が好んで食べる。レストランでは「サラダ」のメニューに書いてあることが多く、組み合わせもいくつかある。写真はわたしが好きすぎて週1くらいで食べていた、フェタチーズとザクロのクスクスサラダ(残念ながらこのお店は現在休業中)。サラダといっても量があるので、これ1杯でお腹いっぱいになる。

レストラン

わたしが複数回行ったことのあるおいしいお店。気軽に入れる順に並べています。ドイツ人は新鮮な空気と太陽が大好きなので、暑くても寒くてもテラス席で食べる人が多い。

 

Altin Dilim

iskender

画像はWebサイトより

アラブ系レストラン。店内はかなり雑多で、フードコートみたいな形態だけど、エスニックは裏切らない。ショーケースにある、歯が溶けるくらい甘い小さなスイーツを食後に食べるのもオススメ。

 

Kun-Tuk

画像はWebサイトより

タイ料理屋さん。ドイツ風なのか、日本で食べるのとはちょっと違って甘辛な味付けでどれもおいしい。

 

Aloha POKE

ハワイアンなボウルを食べられるお店。サブウェイみたいに、あらかじめ決まっているメニューもあり、自分で具材を選べるのもあり。野菜と魚が欲しくなったら絶対ここ。ただし、店員さんが超絶冷たいので、めげないのが大事。

 

Kalami

おいしいギリシャ料理屋さん。野菜もたっぷりで、フェタ(ヤギのチーズ)やカラマリ(ヤリイカフリット)など楽しめる。

 

HANS IM GLÜCK

画像はWebサイトより

チェーン店だが、ヴィーガンのバーガーや、さつまいものフライドポテトなどがあって楽しい&おいしい。HORNTRAEGERという、クルミのパテ、ヤギのチーズ、いちじくソースのハンバーガーが好き。

 

ORANGEBOX

画像はWebサイトより

アジアンフュージョンなお店。ヘルシーでおいしいものが食べたくなったときにオススメ。TEN TOPという、サラダボウルみたいなのを食べると生き返る。

 

Schuman’s Bar

日本好きなファンキーなオーナーがいる、ミュンヘンで有名なバー。ランチに行くのがオススメ。Rouladenという肉巻きやKönigsklopseという肉団子のクリームソースがおいしい。

 

Benko

画像はWebサイトより

フレンチ・イタリアンなレストラン。どれもとてもおいしくて人気の店なので予約必須。

カフェ

Cafe Frischhut

地元民に愛されるドーナツ屋さん。その場で揚げてくれるので、テイクアウトしてパクつきながら街を散策するのがミュンヘンぽい。

 

Der verrückte Eismacher

The crazy ice makerの名のとおり、ビール味など、おもしろい味ばかりあるアイス屋さん。

 

Gartensalon

ヴィーガンなスイーツやドリンクがおいしくて雰囲気もかわいい。

 

Café Bla

ほっこりのんびりできる、地元民の隠れ家カフェ。Skyr(アイスランドのヨーグルト)を使ったケーキやルバーブのケーキがおいしい。

 

Café Zeitgeist

ランチでもカフェでもハズレなしなお店。ハンバーガーやボウル(どんぶり)、パスタなど、それぞれ種類が豊富!わたしはここのアサイボウルが好き。

 

Heinrich Matters

ボウル(どんぶり)やカレーなどアジアチックなカフェレストラン。かぼちゃのスープがスパイシーでおいしかった。軽く夕食を済ませたいときにも使える。

 

SUPERNOVA

ここのミュズリでモーニングするのがオススメ。ピザ、パスタ、お肉もあるので1日中困らない。

 

ベーカリー

Julius Brantner Brothandwerk

gid://shopify/Product/7095320871091

画像はWebサイトより

ミュンヘンで一番おいしいパン屋さん。

THE ドイツパンを試したいならBrothandwerk25(看板商品!)、スパイスが好きならHauslaib(アニスやフェンネルが入ってる)、甘いのが好きならLichtkorn(りんごが入っててジューシー)を選ぶべき!ちょっと食べ歩きたい場合にはHandsemmel(カイザーロール)とKrusti(バケットタイプのテーブルパン)がオススメ。

スーパーで買えるもの

今日は惣菜を買ってホテルで食べよう、食事はレストランで済ませたけどホテルで晩酌しよう、なときにいいかもしれないというものたち。

 

Schwarzwälder Schinken

塩気があっておいしいベーコン。バイエルン州のお隣にあるSchwarzwald(黒い森)地方の名産品。一応、日本に肉類は持って帰れないので、現地で食べて買えるとよい。桃(とか何かしらのフルーツ)とクリームチーズと一緒に食べるのもおいしい。

 

Bio Quark

Bio-Quark Magerstufe, 250 g Becher 10 % Fett i.Tr.

画像はWebサイトより

大好きすぎてほぼ毎日食べていたもの。ヨーグルトに見えるけどクリームチーズで、日本では多分消費期限の関係で輸入されてこないもの。250gもあるので2人で分けてちょうどいいサイズ。パンに塗ったり、さらにそのうえにSchwarzwälder Schinkenを載せて食べてもおいしい。本当はジャムやnutellaを混ぜて食べるのが最高においしい。

 

Almighurt

画像はWebサイトより

値段としてもサイズとしても、とってもお手軽に買えるヨーグルト。写真はMohn(ケシの実)で、ドイツでは超定番。ゴマの味に似ていて、プチプチ弾けるような食感がするのも楽しい。他にはRussiche Kuchen(ロシアケーキ)味も珍しかったり、Kaffee(コーヒー)味もおいしくてオススメ。

 

Obazda

https://www.alpenhain.de/bilddatenbank/ahcp/data/interndata/640/AH_Obazda_Becher_oben_Klassisch.png

画像はWebサイトより

バイエルンの名産品。初めて食べたとき感動しすぎて、どうにか日本に持って帰れないか悩んだ。モッツァレラ、トマトなどが和えてあるスプレッドで、レストランでもドイツ料理のメニューにひっそり載っていたりする。単体で食べるには濃いので、パンやクラッカーと一緒に食べるとよい。

 

ふぅ、書いた。また何か思いついたら追記します。

ミュンヘン観光ガイドを作ったった(お土産のススメ編)

以前から「ドイツに行くんだけどオススメある?」という友人・知人向けに観光ガイドを作ってました。古くは大学生のときに後輩向けに。新しくはワーホリ滞在中にミュンヘンに来てくれた人に。

時間も経って、あれもこれもオススメしたいものが増えてきたので刷新してみました。

まずはお土産のススメ編!

お土産を買えるお店

雑貨屋

BUTLERS

かわいいキッチン雑貨、食器、日用品、ちょこっとお菓子、アクセサリーなどが売っているお店。チェーン店なのでどこでも見かける。ここで売ってる手の平ライズのnutella(ヘーゼルナッツスプレッド)がかわいくてオススメ。nutella自体は日本でも買えるけど高いしでかい(200g)。

ちなみに...

ヘーゼルナッツはドイツでよく好まれるフレーバーで、チョコレートやヨーグルトの味でも人気。

OBACHT’

画像はWebサイトより

エーデルワイス、鹿、青白の旗、プレッツェルなど、ミュンヘンをモチーフにしたかわいいお土産が見つかるお店。とても小さな店だけど店員さんはすごくやさしいし、ラッピングも無料でしてくれる。写真はプレッツェルのスポンジ。

ちなみに...

プレッツェルはドイツ中で売ってるイメージだけど、バイエルンの特産品。他の土地でも食べられるけど、みんな他のパンを食べる。ミュンヘンではパン屋にプレッツェルを置いてないと「なんで?」ってなる。

ドラッグストア、化粧品店

Yves Rocher

画像はWebサイトより

去年あたりに日本にも上陸したフランスのコスメブランド。ドイツだと手頃な値段で買える。オススメは石鹸、フットクリーム(母が「かかとツルツルになった!!!」と絶賛していた)。

ちなみに...

ドイツ人は足をすごく大切にする国民で、「冷えは足から来る」といって靴下は必ず履くし、いい靴を履くし、フットケア製品も充実している。そこらへんのファストファッションで売ってる3足9Euroとかの靴下でも日本のよりもずっとクオリティが高くて、穴が空いたことがない。

 

dm

画像はWebサイトより

大手ドラッグストア。オーガニックの食品(”Bio”とついたもの)、洗剤などの日用品(Floschなどが有名)、コーヒーや紅茶、お菓子、コスメ、香水など、老若男女の友人や家族に何か見つけられる。毎年ぐらいのペースで販売される100%コットンのエコバッグがとってもオススメ。デザインがとにかくかわいいのに安い(姉は緑、わたしは水色を愛用中)。

 

ROSSMANN

 

KING'S CROWN Früchtetee Zimt-Pflaume

画像はWebサイトより

大手ドラッグストア。dmと同じくなんでも見つかる。若干お安いし、セールも頻繁に行っている。プライベートブランドのKING’S CROWNの紅茶がオススメ。種類がかなり豊富で、特に秋冬はクリスマスっぽいフレーバーが出る。

ちなみに...

ドイツはハーブティーを西洋漢方的に使っていて、どのハーブが何の症状に効くかをよく知っているし、多種多様なハーブティーを手軽に入手できる。Erkältungstee(風邪のための紅茶)、Halsfreitee(喉の痛みのための紅茶)などがオススメ。高いやつほど効果が高いけどおいしくないので、手頃な値段のでそれなりに効くしおいしい方を買うのがよい。

 

Müller

Duftsets für Sie und Ihn

画像はWebサイトより

大手ドラッグストア。dmと同じくなんでも見つかる。お菓子コーナーが充実していて、パグのHARIBO(謎)や駄菓子のようなお菓子も買えるのでオススメ。

ちなみに...

日本人が到底理解できない、真っ黒いリコリスは最近は見かけない。真っ黒に見えて実はブドウ味だったりする。リコリスはドイツ語でLakritzというので、裏の成分表示っぽいのを見て、これが書いてなければ大丈夫!

スーパー

EDEKA

画像はWebサイトより

REWE、Lidl、Aldi、Penny、NORMA(大差ないですが、左側ほど信頼度高めに並べてます)といったスーパーがあるなかでもひとつ格が高いスーパーなので、ちょっとクオリティが高い食品系のお土産(とはいっても安い)を買うには最適。暗めの色がコーポレートカラーなので見映えもする。が、だいたいここで買えるものはdmでも買える・・・
自分たち用にちゃんとしたものを食べたいときにはオススメ。そのときには”GUT UND GÜNSTIG”(good and reasonable)と書かれたものを買うとある程度お手頃価格で買える。

 

Hit

画像はWebサイトより

ミュンヘンにある大きなスーパー。何から何まで、ここで全部買える。セールも頻繁に行っているので狙いどころ。

デパート

GELERIA

Location photo

画像はWebサイトより

全国チェーンのデパート。地下にある食品コーナーではミュンヘンぽいリキュールセットがあったり、お土産コーナーにはVilleroy Bochという有名な陶器メーカーのマグなどが置かれていて、まわると楽しい。ドイツメーカーのものが集結しているので、定価でよければここで全部買える。ごくたまにLindtのセールをしている(20%オフというのがパッケージ自体にプリントされているので(!)、お土産には向かないかもしれない)。ここにある軽食屋さんもよさそう(日本にあるデパ地下の小さな軽食屋と同じかんじ)。

 

FORUM

画像はWebサイトより

ミュンヘンにあるショッピングモール。全然広くないけど、ドラッグストア、スーパー、服飾、雑貨などすべて揃っていて快適にまわれる。中心部からは少し離れているので常に空いていて、地元民しかいない。地下にあるTschibo(ドイツのコーヒーメーカー)のアウトレット店でオススメ。かわいいクッションカバーやパジャマやキッチン雑貨が見つかる。

食品店

Gewürzerei

画像はWebサイトより

Viktualienmarktにあるリキュール、スパイス屋さん。少量のサイズで売っているのでお土産に買いやすい。店員さんも英語が堪能でやさしいので接しやすいし、試飲もできる。

日本でも売られているJägermeisterなどのハーブリキュール(姉が大好き)、さっぱりしたイチジク味のKleiner Feigling(わたしが大好き)、ほかにも紅茶のフレーバーやコーヒーフレーバーなど、よりどりみどり。

ちなみに...

ドイツは試食・試飲は何も遠慮することはないので気軽に聞いてみるとよい。店頭に置いていなくても聞いてみるとレジ裏からタッパーが出てきたりする。

 

Café Kreuzkamm

画像はWebサイトより

ドイツでも有名なバウムクーヘン屋さん。ホールやスライスやキューブタイプでバウムクーヘンを買えるし、併設しているカフェでもパフェやケーキを食べれる。日本のバウムクーヘンは繊細でしっとりおいしいけど、ドイツのバウムクーヘンは何ともいえない大御所感があって、シンプルにうまい。

ちなみに...

ドイツ人はケーキ大好きで、週末やホームパーティーをするときには必ず登場する。工場で量産されているものではなく、自家製のケーキがほとんどなので、なんだかほっこりする味がする。ケーキの種類としてはBienenstich(はちみつのケーキ)、Prinzregententorte(ミルクレープのスポンジ版)などが有名。パン屋でも買える。

喜ばれるお土産(雑貨)

Frühstücksbrettchen(朝食プレート)

A3サイズほどのプレート。木製やプラスチック製のものがあり、ドイツ人の友人からもらうこともあるし、わたしがお土産に買うこともある。スコーンやクロワッサンなど、ちょっとしたパンを朝食に食べるときに使うと特別感があってテンション上がる(食パンはサイズ的に合わない)。チーズやケーキを載せてもよい。自分で使っていても便利だし、贈った人もいつも喜んでくれる。

 

NIVEA、Wellda、Kneipp製品

Kneipp Bade-Essenz Tiefenentspannung

画像はWebサイトより

言わずと知れた、ドイツのコスメメーカー。NIVEAは種類も形態(缶、ボトル、ポンプなどなど)も豊富。写真はKneippのバスオイルで、日本未発売なのでお土産にオススメ。浴槽にキャップ1杯分を入れるだけでもめちゃくちゃ贅沢な気分に浸れる(キャップを開けると直で液体なので、注ぐのには注意が必要)。

ちなみに...

日本では見ないコスメ、ボディケア商品を買うには結構慎重になった方がいい。ドイツ人と日本人の肌質、髪質も違うし、お風呂や台所で使う水が違うので、日本で日本人が使うには合わない場合がある。

 

elmexの歯磨き粉

Alt Text

画像はWebサイトより

よく、友人に「買ってきて!」と頼まれる製品で、写真は最も有名で人気の高いelmex。他にも、ココナッツオイル配合の歯磨き粉など手頃な値段で買えるものも多く、変な味もしないし、普通に効果が高いのでオススメ。

喜ばれるお土産(食べ物)

Langneseのはちみつ3個パック

画像はWebサイトより

ドイツ人はハチミツが大好き。アカシア、マヌカをはじめ、菜の花やタンポポ、真っ白く不透明なもの、黄色く透き通ったもの、琥珀色のもの、など何が何でどうなってんのかわからないくらいの種類がある。Waldhonig(wood honey)は木の蜜で濃厚でコクがある。Blütenhonig(bloom honey)は花の蜜で爽やかで食べやすい。写真はミニミニの瓶に入ったハチミツで、試しやすいサイズになっているのでオススメ。

 

Händmeierのマスタード

画像はWebサイトより

ソーセージにとっても合うマスタードミュンヘンの名産品。これもスーパーに行くと種類が多すぎて選べないくらいあるが、最もスタンダードな「Süßer Hausmachersenf」を選べば間違いなし。

 

Knorr製品

Knorr Feinschmecker Schwäbische Flädle Suppe 500ml Beutel

画像はWebサイトより

実はドイツのメーカーのクノール。ドイツのスープがお土産にオススメ。「Spargel Cremesuppe」はホワイトアスパラガスのスープ。春になると食べられるホワイトアスパラガスはマジでおいしい。「Linsentopf」はレンズ豆のスープ。大豆でもない、ひよこ豆でもない、キッドニービーンズでもない、日本ではなかなか珍しいけどドイツでは定番のスープ。「FLÄDLE SUPPE」はパンケーキ(!)のスープ。パンケーキというとぎょっとするけど、クレープ生地を細く切って入れた感じのもの。

ちなみに...

ドイツ人はクレープのことを「パンケーキ」と呼び、日本人が思い浮かべる「パンケーキ」は「アメリカンパンケーキ」と呼ぶ。また、「パン」といえばドイツパンで、日本人が思い浮かべる食パンのことは「トースト」「白いパン」と呼んだり、「あれはパンじゃないよ」と言ったりする。

 

Ritter Sport

画像はWebサイトより

絶対に買った方がいいドイツのチョコレート。日本では定番商品のみ売ってるので、「VEGAN」と書かれたラインナップやハイカカオ(「KAKAO 74%」など)など、あまり輸入されないものがオススメ。

また、「Limited Edition」とか「Winter Edition」と書かれた限定品は特にオススメ。今年の冬限定フレーバーは、ローストアーモンド、ホワイトクリスプ、クランチクリーミーウィンター。

本当にどれもおいしいのでパッケージデザインで買ってもよい(フレーバーはパッケージにイラストが描いてあるので大体予想できるはず)。ただし、「MARZIPAN」と書かれたマジパンは日本人は苦手な人が多いので注意。

 

Lindt

画像はWebサイトより

日本でも人気のLindtはHELLOシリーズがかわいくて珍しくてサイズ感もいいのでオススメ。この季節にはクマ型やサンタ型のチョコレートも売っていてかわいいけど壊れやすいので注意。

 

Hugo

RAVINI Hugo/Sprizz 0,2 l

画像はAldi SüdのWebサイトより

エルダーフラワーからできたスパークリングワイン。お酒が苦手な人でも飲みやすいし、缶で売っているのでお土産で買っても重量が逼迫しない。どのメーカーでもなぜか黄緑色のパッケージで売っている。おいしくてぐいっと飲んじゃうけどアルコール度数は普通に高いので注意。

 

SPATEN

Spaten Münchener Hell

画像はWebサイトより

ミュンヘンにはAugustiner、Hacker Pschorr、Hofbräu、Löwenbräu、Paulaner、SPATENの六大醸造所があるが、そのなかでも日本人にとって馴染みがないのがSPATEN。缶で売っているのもあるので買ってみるのがオススメ。

ちなみに...

オクトーバーフェストはドイツ全土でやっているイメージだけど、ミュンヘンで開催のものをいう。ビールはスーパーに行けばケースが山積みになったエリアが見つかる。瓶で買うと見栄えはいいけどトランクの重量を逼迫するので、こだわらなければ缶がオススメ。また、ミュンヘンのビールはヴァイツェン酵母が入っているので、買ってホテルで飲むときは少しくるくるまわして、底に溜まったものを一緒に飲むとよい。

 

ふぅ、書いた。

次回は「食べ物のススメ」に続きます!

日本でもエコ!スーパーのリサイクルボックスにゴミを返しに行った話

ドイツって、ゴミとかリサイクルにはこだわってる国というのは以前書きました。

日本でもそれなりに分別もリサイクルもされていますよね。特にスーパーとかコンビニの入口に回収ボックスなぞ置かれていませんか?わたしはこれを見て存在を認識していたものの、いつも通り過ぎていたのですよね。

ところがある日、「あ、返しに行ってみよ」となりました。

理由は、魚のトレーとかお肉のトレーとか卵のパックとかがたまらなく邪魔だったから。これってそもそもゴミ袋に入れててもいつもはみ出るし、それが邪魔で他のゴミが入れにくいし、ゴミの日が来て袋の口を縛るのにももちろんやりにくいし、とにかくストレスの種だったのです。いろんなトレーがガサガサとゴミ袋から飛び出てるのに我慢ならなくなり、「あれ、これ、確か返せたよな・・・」と気付いたのがきっかけでした。

善は急げで、早速いろんなトレーをゴミ袋から救い出し、ついでに資源ゴミの日に出そうと保管してた牛乳パックも救い出し、それらを持っていそいそとスーパーに出掛けました。

スーパーに着いて、並んでる回収ボックスと対面します。「回収ボックスがある」ということしか知らずに来たけど特に問題はなく、黒とか白とかの色つきトレー、透明のトレー、牛乳パックをそれぞれの回収ボックスに放り込んで完了です。もちろん汚れは洗って乾かしてあります。

放り込んでみて、あらためて「いいな」と思ったのはこのポイント。

  • 袋に入れたり、縛ったり、まとめたりしなくていい
  • いつでも自分が好きなタイミングで行ける
  • 家にこもりがちだけど出掛ける理由を作れる
  • 回収ボックスにきれいなゴミが溜まっているの見ると同志を見つけた気分になれる
  • いいことした感があってちょっとハッピーになれる

あとはもちろん、自分ちのゴミ箱からゴミが消えるのでスッキリします。そこまで大きくはないけど、消えてみると超快適です。

牛乳パックとかは回収が隔週だし、朝8:30までに出さなきゃいけないとか、縛らないといけないとか、いろいろ制約があり、出し忘れると「ああーーー!」ってなるのが一気に解決されました。ハッピー。

他のゴミも回収されるようになるのかな、と想像してみましたが、それは難しそうな気がします。衛生的な問題だったり、綺麗に洗えないものだったりしそうだな、、、と。

ビン・カンは回収されてもよさそうな。ドイツみたいにデポジット式になるともっといいんですけどね。もう少し先の話かな。

ということで、最近の散歩が増えました。みなさんもしてみてはいかがでしょうか?

契約解除した電話番号をそのまま使っていたら超こじれた話(Revolut編)

2020年9月に帰国して2年半弱が過ぎました(まだそんなもんしか経ってないのか)。

今日は、ドイツ滞在中に契約していた電話番号をそのまま使っていたら超面倒臭いことになった、という話をしたいと思います。

帰国前に契約解除の手続きをしてきたのでもちろん電話自体はできないのですが、あらゆるアカウントに紐づけられるのが電話番号。Revolutもその例に漏れず、電話番号がアカウントに強く紐づけられてはいましたが、「次にまた長くヨーロッパに行くときに使おうー」とぐらいにしか思っておらず、口座に入ってるお金を動かそうとも思ってなかったのでほぼ放置していました。

今回、問題が発生してから振り返ると「いや、銀行口座の管理なんて一番ちゃんとしてなきゃダメだろ」という話なのですが、誰かが同じ穴に落ちないように残しておきます。ちゃんとしている人はただの笑い話として読んでください。

Revolutとは

www.revolut.com

オンラインバンキングサービスです。支店を持たず、バーチャルに口座を持って預金の管理ができます。私はドイツから帰国するときにユーロをユーロのままで保持したくて、Sparda-Bankから乗り換えるかたちで開設しました。

コトの発端

2022年5月27日にRevolutから1通のメールが届きました。それまで届いてたメールは銀行がよく出すような、「このキャンペーンをお見逃しなく!」とか、「ポリシー変更のお知らせ」とかでほぼスルーしてたのですが、今回のタイトルは「Wir benötigen einen neuen Ausweis von dir(身分証明書を更新してください)」というもの。あ、これは対応しなきゃいけないやつだ、とすぐに察しました。

私は日本に帰国済みなので、ここで求められているビザなどの身分証明書は既に有効期限が切れていてありませんでした。ということで、身分証明がなくて身動きができなくなる前に、別の口座にお金をまるごと移行しちゃおう、と思い立ちました。が、すぐに詰むことに。なぜなら口座のお金を引き出したり、移行したりするには電話番号による2段階認証が必要だから。そしてその電話番号がは解約済みで、SNSを受け取れないから。とりあえずRevolutのFAQをググると、ちょうど「電話番号を使えなくなった」という項目が。これや!と思ってガイドに従い、まずはログアウト。が、これがすべての悪夢の始まり。さらにガイドに従って進めようとすると、まず何より先に身分証明の登録を求めらたのでした・・・

ちなみにRevolutは日本法人もありますが、私が登録していた欧州法人とは別モノらしく、まったくつながってません。新しく日本法人の方でアカウントを作ろうとしましたが、氏名と誕生日で一意にしてるのか、「アカウントはすでに存在しています」と出てしまってこれもNG。ああうう。

身分証明がない、ログインもできない、電話番号も使えない!直後にしたこと

詰んだ。完全に詰んだ。身動き取れない・・・

Revolutは特定のオフィスを持たないグローバル組織のようで、Webサイトからは問い合わせのメールアドレスや電話番号は一切公開されてませんでした。すべては「アプリ内のチャットでお問い合わせください」って書いてあるけど、そのアプリにログインできないんだっつーの!もう本当にどうしようもないので、最後の頼みの綱はやはり友達です。Revolutを紹介してくれた友達に経緯を説明して、「悪いけど、私の代わりにチャットでどうしたらいいか問い合わせてみてくれない?」とお願いしました。

彼女は快諾してくれて、すぐに問い合わせてくれました。残念ながらここに書いてあるような方法ではログイン前の匿名チャットはできず、でも問い合わせ用のメールアドレスをゲットできたのでかなり安心しました。これでつながれる・・・!

メールアドレスをゲットしたーーー!が、まだまだ続くトラブル

ということで2022年6月7日 12:43、このメールアドレス宛に問い合わせました。事情を説明して、日本に住んでて有効な身分証明もないし、電話番号も変わってるんだけどどうしたらいい?と。

すると同日の21:37に返事が。内容の要約としては、以下の3つの方法を上から試してみよ、と。

  1. ログインせずにできる匿名チャットを試してみる。
    アプリをインストールしなおして、開いて、登録していた電話番号を入力する。「パスコードを忘れた」リンクをクリックして、出てくる質問にわざと間違える。するとIDと自撮りを求められ、チャットに誘導される。
  2. 上記でうまくいかない場合、アプリをインストールしなおして、「電話番号を使えなくなった」リンクをクリックして、登録していた電話番号を入力する。パスコードを2回間違えて入力する。するとチャットに誘導される。
  3. 上記でうまくいかない場合、その手順を動画を撮って送る。

私の場合は1も2もダメだったので(1はチャットに誘導されないし、2は何回間違えても永遠にトライさせてもらえた)、アプリをインストールしなおすところから1がダメで2もダメ、という様子を動画に撮って送りました。これが2022年6月13日。

が、最初の早い返信がウソだったかのように何も連絡くれなくなっちゃいました。

助けてぇ・・・痺れを切らしてもっかい問い合わせ

約2週間が経った2022年6月28日。「どうなってんの?」なんてことは言わず、「匿名チャットはどうしたらできるでしょうか・・・教えていただいた方法ではできなかったのですが・・・」とシンプルに問い合わせ。

信じられませんが、それからまた半月ほどが経過した2022年7月16日、やっとお返事がきました。そこには、電話で連絡をくれること、電話は英語で行われること、登録している電話番号と都合のよい日時の確認が書いてありました。

いや、だから電話番号変わってるんだって・・・思いつつ、欧州圏じゃないけど国際電話大丈夫なのかな?と思い、「こっちの電話番号に掛けてもらうことは可能?もし無理なら、ZoomとかGoogle Meetとかでも大丈夫?」と聞きました。ちょっとバタバタしていて、私からこう返信したのが2022年7月20日

その3日後、私の質問に対しては一切答えてくれず、「電話をするのに都合の良い日時を教えてください。月曜から金曜、7:00〜23:00、英語でのみ対応可能です」という、恐らく自動返信か何かだろうというお返事が。はたまたバタバタしていて、私から「では、8月10日の11:00でどうでしょう」と返信したのが2022年8月8日の8:35。同日の19:01に「8月10日の11:00で予定を確定しました。本人確認を行いますので、アカウントに紐づいたIDをご用意ください」と返事が。

電話サポートの予約まで漕ぎ着けたーーー!が、まだまだ続くトラブル

予約した日時である2022年8月10日18:00(欧州夏時間11:00)。私の体調がめちゃくちゃ悪かったので横になりつつ、17:30頃からソワソワ待ってました。18時になっても電話はこず、「まぁ欧州だからね・・・」と待つ。1時間経ってもやはり来ず、あれ、夏時間だよね?と混乱しつつも待つ。そして予約日時から約1時間半が経った19:27、1通のメールが。

「電話をかけようとしたのですが、問い合わせが多く、対応できませんでした。すみませんが、別日でご希望はございますか?」と。まー、私のような問い合わせも多いことだろう。1人が何分掛かるかは読めないし、仕方ないよね。と思い、1週間後の同じ時間にリスケしました。もしかして国際電話うまくいかなかった?とも思って聞きましたが、「いえ、予約時間をかなり過ぎてしまったので電話は諦めたんです」とのこと。仕方なし。

2022年8月17日18:00(欧州夏時間11:00)。待てど暮らせど、とうとう電話は来ませんでした。翌日、1通のメールが。もう、おんなじ内容。「忙し過ぎて電話できませんでした、すみませんが別日でご希望はございますか?」と。まぁ。まぁ、仕方・・・なし・・・それからしばらく私の体調も悪かったので、返信できたのが2022年9月20日。思い切って翌日に予約を入れてみたらあっさり確定連絡が来ました。

2022年9月21日18:00(欧州夏時間11:00)。はい、連絡来ない。一応、仕事にも家事にも支障なく、自宅で静かに電話できる状態の日時を選んで予約して、IDを準備して待っているにも関わらず、来ない。しかも今回は「連絡できずごめんなさい」というのすらありませんでした。つまり予約すっぽかした上に完全放置。

助けてぇ・・・痺れを切らしてもっかい問い合わせ(2回目)

それから約1ヶ月が経った2022年10月24日、「9月21日に予約して電話来なかったんですけど、明日予約できます?ちなみに無理だったら他の日時でも大丈夫です」と連絡してみました。なぜ彼らが相も変わらず「月曜から金曜、7:00〜23:00、英語でのみ対応可能です」って言ってるのか謎。希望の日時で受け付けてくれるのはいいけど、本当に対応できる時間でちゃんと確定してくれ・・・無理なら言ってくれ・・・

2022年10月25日18:00(欧州夏時間11:00)。はい。予想通り。連絡は来ませんでした。が、いつもと違ったのはその後に来たメール。

「まだサポートが必要な場合にはお知らせください」?あれ、電話掛かってきたことになってる?

毎回、自動で「サポートについてフィードバックしてください」という、星5つで評価を求めるようなメールが来るのですが、さすがにイラっとして、2022年10月27日 19:09に次のような返信を書きました。

「もちろん、サポートを求めます。昨日は電話をいただけておりませんので。というか、過去4回予約してますが、どれもすべて時間になっても連絡なくキャンセルされます。忙しくて電話できなかったのか、電話がつながらなかったのか、何かトラブルがあったのか、それとも他の誰かに電話をかけているのでしょうか?フィードバックを求めるメールは自動で送信されることと思いますが、正直腹が立ちます。電話すらもらってないのに何を評価しろと?」

同日の23:44、お返事がきました。

「本当にごめんなさい。手違いで、古い電話番号に掛けてしまっていたみたいです。よろしければ掛け直しますので、ご都合のよい日時を教えていただけますか?」

なんかもう疲れた・・・どうせ電話してこないでしょ?と思ってしばらく放置し、2022年11月22日9:10、翌日の都合のよい時間帯で予約しました。はい。もはやお決まりですが、当然、当然!!!電話来なかったです。

それから11月29日で再予約するもやはり電話は来ず。

まだまだ続くトンチンカンなやりとり

2022年12月2日、また予約の連絡をしました。私にはこれしか方法がないので、いくら電話が来ないとわかっていても予約を繰り返すしかないのです。

すると翌日、自動応答なお返事が。

「ご連絡いただき、ありがとうございます。セキュリティ上の事情により、Eメールによる本人確認は行っておらず、電話による本人確認のみ受け付けております。

受付は月曜から金曜、7:00〜23:00、英語でのみ対応可能です。」

はぁ・・・もう本当にイライラする!そんなんわかっとるわ!!と思いながらも、モチベーションはやはり下がります。が、キイキイしても仕方がないので、予約の連絡するときには毎回、「この電話番号に掛けてね」と丁寧に言うことにしました。

再びしばらく経った2023年1月16日、予約の連絡をしましたが、返事すら来ませんでした。もしかして私、ブラックリストにでも載ってるのでは?と思い始めました。

あれ?遂に自動応答じゃない返信がきた

2023年2月2日、いつものように「この電話番号に掛けてね」で予約の連絡を入れました。すると翌日、いつもとは違う返信が。

「こんにちは。あなたが現在お使いの電話番号はシステムには登録されていないため、残念ながらこの番号に掛けることができません。

お手数ですが、現在お使いの番号で新しくアカウントを作っていただけますか?既にアカウントをお持ちなのでエラーが出ると思いますが、システムとしては登録されるのでご心配いりません。完了したらすぐにご連絡ください。

ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。」

え?ホント?そーなん?そりゃ、古い電話に掛け続けられるワケだわ。アカウント持ってるから新しく作り直せないのも自分で検証済みで知ってるけど、やりますとも、やりますとも。

ということで、メールを読んですぐに実行し、連絡しました。「エラーが出たけど、今使ってる電話番号でアカウント作成を試みました。これで十分でしょうか?この番号に掛けていただけるなら、毎日7:00 - 13:00、英語で対応可能です。」と。

おぉ!親身になってくれる人が遂に現れた!

このメールを送ったわずか1時間後にお返事が。

「電話をしたのですが接続が切れてしまいます。あなたは本当に長い間サポートを待っているとお見受けしますので、問題解決まで早急にお手伝いがしたいと思います。本人確認のため、以下のご質問にお答えいただけますでしょうか。」

って、え?セキュリティ上の事情でメールでは本人確認できないって言ってたのはどこいった?と、むしろ急に怖くなりました。これ、本当にRevolutのサポート?

でも、メールアドレスはそれまでずっとやりとりしてきたやつだし、何よりもカットしてますが、メールに書いてあった名前からRevolutのアプリにメッセージが来ていたので、信用するに掛けてみることにしました(Revolutのアプリにログインはできないけど、通知は受け取れるようになっていた)。

本人確認まで漕ぎ着けたーーー!と思ったら・・・

あれ、わたし、身分証明ってパスポートで出したか?ビザで出したか?とか記憶がもはや曖昧でしたが、心当たりがある情報でとりあえず回答しました。それからすぐに返事が、なんてことにはならず、3日が経ちました。あれ、ヤバい、わたしの大切な情報だけ盗られてドロンされた・・・?

かなりドキドキしてましたが、これも待つしかなく。そして返事がきました。

「一時的な不具合により、本人確認ができません。現在、問題解決に取り組んでいますので、解決し次第早急にご連絡いたします。何か進捗があればすぐにお知らせいたします。何かこの間に急を要する事がございましたら、お知らせください。ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。」

なんちゅー、丁寧。すごい。でも、よくわからない。いつまで掛かるの?

ということで、この気持ちそのまま、「100%クリアじゃないんですが、ご状況について承知しました。」返信しました。するとわずか8分後にお返事が。

「私がついていますので安心してください。本当に長い間お待ちいただいて、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。早急に問題解決ができればと思います。」

た、頼もしい・・・ついていきます、よろしくお願いします!

遂に本人確認が完了したーーー!全額移行だ!

1週間くらい掛かるのかなぁ、と思ってたら翌日に「本人確認が完了し、あなたの口座にはxxxxユーロが入ってるのを確認できています。ここから先はどんなことをご希望でしょうか?」と連絡をもらえました。そうです、それです!私の口座です!

ということで、何がしたいかを早速お返事。

「他の口座に全額を移行したいです。本来はこの口座を保持したままでいたいのですが、ヨーロッパで有効な身分証明がもうありませんので、私が預金を管理するのは不可能ですよね?日本法人のRevolutに移行できればと思いますが、これもまず現行のアカウントを閉じないかぎりはできないかと思います。

つきましては、他の口座に全額を移行していただくことは可能でしょうか?」

するとすぐにお返事が。

「可能ですよ。電話番号を現在お使いのものに変えますので、よろしければご連絡ください。」

あー?あ、電話番号をとりあえず変えれば2段階認証ができるから、それからパスポートで登録したらいいのか。オッケー、オッケー。ということで「よろしくです!」で返事をしました。

2段階認証はできるようになったけど、やっぱり身分証明がネックじゃないか

すぐに返事が来て、「電話番号の変更が無事に完了しました。ログインできるかどうかお確かめいただき、ご連絡いただけますでしょうか?」と。

早速、現在使ってる日本の電話番号を入力し、パスコードを入力・・・!が、再びあれですよ。身分証明提出プロセスですよ。「まずは自撮りをしてください」と言われるがまま、自撮りしました。

「確認いたしますので、アプリを開いたままにしてお待ちください。」という画面に切り替わり、はい、その後ずっとその画面。RevolutのFAQを見てみると、最大で24時間掛かるとのこと。多分、そんなに時間掛かるやつは確認通らないパターン。

ということで、サポートに返事をしました。

「電話番号を変更いただき、ありがとうございました。2段階認証までできました。しかしながら自撮りを求められ、その承認プロセスを待っているため、ログインができていません。もう30分経過していますが何も変わらないため、承認が通らないのではと思っています。

RevolutのFAQを確認したところ、「欧州経済圏、オーストラリア、シンガポール、スイス、ブラジル、アメリカに住居していること」という条件があるようです。以前にお話したとおり、私は日本在住ですので、この条件に当てはまりません。

https://help.revolut.com/en-GR/help/profile-and-plan/profile-plan/verifying-identity/im-unable-to-verify-my-identity

この承認プロセスが降りなければ、預金の管理もできないのではと思います。何かアドバイスいただけますでしょうか?

一周まわって、ログインできたーーー!

するとまたすぐにお返事が。

要約すると、「いえ、登録時に指定の経済圏にいたのなら問題ありません。お使いのAndroidまたはiOSのバージョンを教えていただけますか?なお、アプリはインストールしなおし、すべてのキャッシュを消去してお試しいただけますでしょうか。」とのこと。

アプリのインストールしなおし・・・・了解です。やってみます。ということで、疑いつつも従いました。すると、なんと、あっさり、ログインできた・・・!ウェルカムバック、わたしのRevolutアプリ画面!預金も合ってる!送金もできそう!信じられないけど大丈夫に見える!!ということで、この喜びを最大限に表現したメールを書きました。親身になって助けてくれて本当にありがとう。あなたのおかげでログインができました、と。

これでやりとり完了〜と思いきや、「念のため、ログインできたことがわかるようなスクリーンショットを送っていただけますか?それを以て、この件をクローズとしたいと思います。」とお返事が。ちゃんとしてる・・・恐れ入ります・・・

ということで、簡単な口座情報が書いてあるページをスクショして送信して本当に完了。その後にいつもの自動送信でフィードバックを求めるメールが来たので、星5つと精一杯の感謝のコメントを書いて送りました。

 

最初にRevolutからメールが来たのが2022年5月27日。そしてフィードバックを求める自動送信のメールを含めて実に65通のメールをやりとりをし、2023年2月8日、遂に解決しました。私の都合もあるけど約8ヶ月、本当に長かった・・・。最後に本質的に助けてくれたのだけピックアップするとほんの1週間で解決できてました。それまでは全て無駄なメールと言ってもいい。この人が現れてくれてなかったら、私は未だに希望が全く見えない予約のメールを送り続けていたことでしょう。

 

はい。みなさん、契約解除した電話番号は保持してないでさっさと変えましょう。特に海外の場合は本当に厄介です。そんなお話でした。

契約解除した電話番号をそのまま使っていたら超こじれた話(WhatsApp編)

2020年9月に帰国して2年半弱が過ぎました(まだそんなもんしか経ってないのか)。

今日は、ドイツ滞在中に契約していた電話番号をそのまま使っていたら超面倒臭いことになった、という話をしたいと思います。

帰国前に契約解除の手続きをしてきたのでもちろん電話自体はできないのですが、あらゆるアカウントに紐づけられるのが電話番号。特にWhatsAppは電話番号がモロにアカウントになるので、「移行すんの面倒臭いなー」というのと、特に使い続けてても何の支障もなかったので使い続けていました。

今回、問題が発生してから振り返ると「いや、さっさと移行しろよ」という話なのですが、誰かが同じ穴に落ちないように残しておきます。ちゃんとしている人はただの笑い話として読んでください。

コトの発端

2022年8月6日の深夜3時頃。寝ていたところに突然WhatsAppの着信が来たので目覚める。見ると知らない番号なので無視する。が、バイブし続ける私のiPhone。しばらく待つと切れたので眠る。が、すぐにまた同じ番号から着信が。なんだか怖くなる。でも出ないでおく。マジ、誰・・・と思い、WhatsAppが勝手に表示してくれるアカウント名でググってみる。どこかのお医者さんらしい。でも医者が直接患者に電話することはないので、この人は友人に掛けてるつもりに違いないと察する。ふと自分のアカウントのプロフィール写真(私の顔)が別のもの(ガルウイングのいかつい車)に変わっていることに気付いて戦慄する。前日にちょうど友達とチャットしていた履歴を含め、友人のリストには特に変わりはないよう。だが、「これ、多分、私の番号取られたな・・・」と理解する。

今すぐ電話番号変えなければ!直後にしたこと

"取られた"といっても"盗られた"ではもちろんありません。契約解除したのは2020年9月末日なので、そのあとその番号が時間を経て再利用されるのは何ら疑問ではなく、「あーーーー2年経つもんね、誰かがこの番号のSIMカード買うよね、ハハハ」とか、冷静に自分のこと笑いましたが、当然あんまり笑えませんでした。

「え、この人、私の友達とつながってんの?」

「過去のチャットとかダダ漏れ?」

「友達が私と思って連絡してきたらどうなるの?」

とか、いろいろいろいろ思いました。読まれたくないチャットも当然あるので、なんかすごい嫌!!!!!!!今すぐどうにかしなきゃ!!!!!!!と判断し、深夜でしたがまずは電話番号を現在のものに変えようとしました。

(ここらへんはもう記憶が曖昧なので、書き切れない情報とかもありますが、多分、最初はこの電話番号を保持しようと何かしようとして、2段階認証がそのドイツの電話番号に飛んだので「もうダメだ、変えるしかない」と思ったのを覚えてます)

「ああー。過去のチャットとか全部消えちゃうんだよな。写真とかも消えちゃうなぁ。。。」と思いつつ、WhatsAppのガイドに従って電話番号を変えたらあっさり完了しました。友人のリストもチャットの履歴も、そして私のプロフィール写真もそのまんま、ただ電話番号だけ変わった、という状態にできました。

試しにそれまで使っていたドイツの電話番号でWhatsAppを検索してみると、さっきまで自分のプロフィール写真として登録されてたあのガルウイングの車の写真が出てきたので、「やっぱり誰か他の人に取られたよね・・・」と確信。

ホントに移行できた?次にしたこと

まずは本当に電話番号変えてもこれまで通り使えるのか確かめたくて、前日までチャットしていた友人にメッセージを送ってみました。

賢い友人は、プロフィール写真を見て私じゃないとすぐに気づきます。

「さっきまで車の写真だったけど。ていうかこの時間に起きてるの?あなた、○○(私の名前)?」

私は友人からどう見えてるのかわからないので、色々聞きます。

「ほんと?今は私の写真に戻った?ていうか、○○(私の名前)だよ。電話番号は何になってる?81から始まってる?」

ドイツの国際番号は49。日本は81なので、これが変わってれば正しいものになってるはず・・・と思って質問しましたが、自分で読み返しても怪しい奴に見えます。笑

すると友人は、「あなたのお母さんの名前は?」と聞いてくれます。友人と母は会ったことがあるので、名前を知っているのです。私は自分の母の名前と、一緒に会ったことのある夫と姉の名前も答えました。すると友人はやっと信用してくれました。

なんか、慎重で思慮深い友人を持てて幸せだなぁとしんみり思いました。笑

友人は、「詐欺師かと思ったよ〜」と言いつつ、電話番号が81から始まっていることを教えてくれました。そして友人から見えているチャット履歴を見せてくれました。

なんとわたしが2人いる・・・!

トップに出ているのが正しい私(ドイツ時間23:02、日本時間にして5:02頃)、そしてもうひとつ矢印がついてて約12時間前に履歴があって、車のアイコンなのが正しくない私です(ドイツ時間11:07)。両方とも名前は私の名前で気持ち悪かった、、、

他の友達に「そいつは私じゃない」と知らせなければ!次にしたこと

ということで検証完了です。今回、私が新たにメッセージを送ったから新しい番号からの履歴がトップに出現してますが、それをしないとガルウイングの車の写真が私だと思われるままになってしまいます。

他の友人にも知らせるために、ツベコベ言わずに「番号変えました」という短いメッセージだけ送信しました。番号変えたら過去のチャット履歴の方にはメッセージ送らないでくれるはず=ガルウイングの人とつながらずに済むはず(ちなみに番号だけ交換したような人には送ってないから、もしも万が一その人が連絡してきたらつながっちゃうけど知らん、ごめん)。ということで、一通りのメッセージ送信が完了して、「あー、早く番号変えとけばよかったな」と反省しつつ、もう朝になってたけど寝ました。

 

その後、ガルウイングの人にはもしかしたら私の友人から「元気〜?」とかメッセージ送られてるかもしれません。他に私がアカウントや連絡先として登録していたあらゆるサービスから何か届いてたりするかもしれません。が、知らん!ごめん!グッド・ラック!

はい。みなさん、契約解除した電話番号は保持してないでさっさと変えましょう。特に海外の場合は本当に厄介です。

次回はRevolut編として、8ヶ月の戦いについてお届けする予定です。

日本に帰国しても重宝しているドイツのボディケア

乾燥が気になる冬。私がドイツで買ってきて未だに重宝しているボディケア製品を紹介します。

GARNIER AMBRE SOLAIRE Lait Protecteur hydratant SPF50+

まずは日焼け止め。もう少し正確にいうと日焼け止め乳液みたいな感じなんだと思います。夏に太陽を求めて遊びまわるドイツに合わせて、ドラッグストアでセール価格になっていたものを購入しました。確か6ユーロくらいだったような。川で泳いだり、ほとりでのんびりしたりすることも多いので、SPF50+で・・・!

もとは多分フランスのメーカーなので、パッケージにはフランス語が書いてあったりします。匂いはよくある化粧品の香りで、普通はあんまり得意じゃないのですが、なぜかこれは許せるのが不思議。ベタベタせずに肌に馴染んで、これを顔に塗ると肌がトーンアップするし整う気もします。ほんのちょっとだけ指に乗せればよく伸びるので、200mlだけどまだ半分以上残ってます(早く消費せねば)。夏でも冬でも1年中使ってるお気に入りの製品です。

www.garnier-be.com

bebe Feuchtigkeitspflege - Sanfte Feuchtigkeitscreme mit Vitamin E für normale Haut

ドイツといえば、なメーカーであるbebeの製品。リップクリームもたっくさん持ってるし愛用してます。こちらはそのbebeのボディクリーム。クリスマスに家族にもらいました。お風呂上がりの肌にそのまま伸ばして使ってます。ピーチと書いてありますが、そんなに香りません。が、bebeっていつもこんな香りだよね、っていう香りがします。しっとりして、肌が守られる感じがしてます。容器もプラスチックじゃなくて瓶なのがかわいい。

www.amazon.de

Balea Wärmende Fußcreme

最後はフットクリーム。dmのプライベートブランドBeleaのもので、アーモンドオイルとシアバターが入ってて、この香りがすごく好きです。ぽかぽかあったまるようなクリームらしいのですが、あったかくはなりません。笑 何やら条件があるらしく、たまーにめちゃくちゃ熱くなってぎょっとします。(説明書きをちゃんと読めばいいんだけどサボっている)

dmのサイトを見ても売ってないみたいですねー。他の香りがあったり、夏用だったりしますが、このタイプでこの香りのは見当たらず。なくなっちゃったのかもしれません。

www.handelsangebote.de

日本でもハンドクリームをはじめとして、ボディクリームやボディオイルはたくさん売られてますし、こういうの好きなのでいろいろ試してきましたが、やっぱりドイツのが好きなんですよねー。これは多分、ただのドイツ贔屓です。笑

次にドイツ行くときにもドラッグストアでいろいろ吟味したいですね。お土産にも喜ばれるし、良い素材で良い香りのが多いのでとても信頼してます。恋しいなぁ。

異国の地を知るのにやってよかったこと

久々の記事です。

今日は、今でも活きてる「異国の地を知るのにやってよかったこと」をひとつ紹介します。

それはズバリ、地図を塗りつぶしていくこと、です。

 

私がドイツはミュンヘンに住み始めて3日目あたり、まずは観光案内所に行って地図を手に入れました。

都心部を中心に一覧できるようなやつ。

観光スポットとかがちょこっと紹介されているようなやつ。

手のひらサイズなんだけどパタパタ広げていくと新聞紙の一面くらいの大きなになるやつ。

 

地図を塗りつぶす、というのは別になんてことはなく、「これ、自分が通った道をマーカで引いてったら1年後にはどうなるかな」と思い立っただけのものでした。

初日は早速観光案内所から自宅までの道を塗りつぶしたし、それから仕事探しの面接に行ったり、散歩したり、地図を片手に歩いて行きました。

 

ミュンヘンに住み始めて1ヶ月後の地図>

観光案内所があるマリエン広場、アルテ・ピナコテーク美術館、ブランドホースト美術館、オクトーバーフェストの会場であるテレージエンヴィーゼを制覇。

 

そのうち、「最短経路で行くとこの道だけど、ここまだ塗りつぶしてないしぐるっとするか」とか、「あぁ、ここからここにつながるから行ってみるか」とか、「電車だとこんな遠回りだけど、ここ通るとショートカットになるな」とか、塗りつぶしてくと同時に街の脈がわかっていきました。

 

ミュンヘンに住み始めて2ヶ月後の地図>

ショッピングストリートであるゼンドリンガー通り、遠くに見えてた平和の天使、ハウス・デア・クンスト美術館を制覇。

 

思いがけず、それが役に立ったのは公共交通機関ストライキのとき。

電車は諦めて自転車で出勤するしかない、となったときに、駅から自宅にダッシュで戻って、自転車に飛び乗って即出発。塗りつぶしてった地図はなんとなく頭に入ってるので、スマホ片手にナビに頼りながらじゃなくても無事に仕事場に着けました。

 

ミュンヘンに住み始めて5ヶ月後の地図>

レンバッハハウス美術館を制覇。中心部も周辺部も、細かい導線がつながってきている。

 

それから、最短距離じゃなくてあえて通らない道を通ろうとすることで、よさげなカフェを発見できたり、素敵な景色に出逢えたり、文字通り行動範囲が広がりました。

最終的には地図の枠からはみ出るところまで行動するようになり、「あぁ、ここはもう地図外のところなのか。塗りつぶせなくて惜しいな」と思ったりするようになりました。

地図アプリも本当頼りになるけど、割と効率的なルートを出してくれちゃうので、そこはあえて紙の地図をパタパタしながら探検するのも異国の地での醍醐味です。

あと、もうドイツ語ペラペラな状態でも地図広げて見てると迷子の観光客に間違われるので、「大丈夫?(英語)」って話しかけてくれるドイツ人に出会うこともできます(バリ、ドイツ語で「ん、全然オッケ、ども」で返す)。

 

ミュンヘンに住み始めて1年半後の地図>

エジプト考古学美術館、ドイツ博物館、五大陸美術館などなど制覇。

もう、どこを通ってないのか自分でわかんなくなるくらいになっている。

 

帰国してからも「なんとなくここ通ろうかな」と思うことが増え、普段通り慣れていた道から外れて探検するようになりました。

こんなところにこんな素敵な家が建ってる・・・!とか、あーーーーーーこれこのまま行くと超遠回りだから急いでるときには絶対通らないようにしようとか、いろいろ発見できるようになりました。

 

ということで、異国の地に長く住むことになったら、是非やってみてほしい。

知らない道を通ることは、想像以上に楽しいことが詰まってます。