ドイツに国際郵便を送るのプチ大変だった

クリスマスが過ぎましたね。
クリスマスといえばプレゼント。
うちは毎年、ホストファミリーとプレゼントを贈り合っています。
ワーホリのときにできた友人にも小さなものを送っていますが、
今年は少し大変だったので記録しておこうと思います。
なお、この記事はあくまで体験談なので、個人的見解としてご理解ください。
こうすれば大丈夫、といったことは保証できません。
国際郵便の手段
さて、ドイツに荷物を送るのには、基本的には郵便局から。
ここで簡単に送り方、日数、金額を調べられます。
ポイント
モノにもよりますが金額・速さからするとEMS、2kg以内で大きさもそこまでないなら小型包装物がおすすめです。
今回、友人宛には2kgに収まり、箱の三辺の合計の長さも90cmに余裕で収まったので、小型包装物にしました。
小型包装物
追跡ができないのでソワソワしましたが、
800gほどで¥1,770、
12/18の昼に郵便局に持って行って、12/28の朝(ドイツ時間)に到着したよー!と連絡がありました(所用日数10日)。
国際小包
ホストファミリー宛にはいろいろ贈るし、2kgは余裕で超えちゃうので国際小包で。
5,200gで¥14,600、追跡ができるので詳細に追えます。
12/27 12:33に郵便局に受け取ってもらって、
1/03 15:22に到着してますね(所用日数7日)。

それでは、ここからは大変だったことを。
後悔①:EMSのが安かったやないかーい
Webサイトで5,000gで計算して国際小包のが安かったのですが、
実際は5,200gだったのでEMSのが安かったって、この記事書いてて気付きました。
悔しい・・・!
| EMS(5日) | 国際小包(8日) | |
| 5,000g | ¥13,000 | ¥12,450 |
| 5,200g | ¥14,050 | ¥14,600 |
後悔②:小さな郵便局には行かない方がいい
毎年、車に荷物を乗せて平日夜や土日に行っていたので本局で出していたのですよね。
今年は在宅勤務ということもあってパッと出しちゃおうと思い、
自宅近くの小さな郵便局に持ち込みました。
これが・・・・。
局員さんが慣れてないので、「国際郵便で」と差し出したらまず
「国際・・・ですか?!」
とややびっくりされました。
それから何やかんや確認したいと言って、局長ぽい人にエスカレーションされてました。
そしてその局長ぽい人はどこかにお電話。
そして中身は何だ、重さはどうだ、で行ったりきたり。
中身も重さも全部詳細に書いてあるっちゅーねん、
HSコードも入れてるっちゅーねん・・・・
そして、全然終わらない。
わたしの都合もあったので、「もういいです」で引き取って帰りました。
「お時間ありますもんね、送っても返送される可能性が高いので、
確認させていただいてて・・・」とのことでした。
お気遣いどうもありがとうございました・・・
※わたし態度悪かったと思います、かろうじて「ありがとうございました」は言えましたが、ここで懺悔します、ごめんなさい。
後悔③:ビールは入れない方がいい
小さな郵便局でアタフタしてた原因がこれ。
内容物に「Beer」と書いていたからです。
というのも、ドイツへの禁制品のひとつに「酒精飲料」があります。
その詳細というのが、
酒精飲料は、名あて国の関係規定を遵守する場合に限り許される。
・・・。
各あて国の関係規定ってなにーーーーーーーーーーー
次に見るのはドイツ大使館のWebサイト。
外国貿易法や憲法擁護、環境保護、児童・青少年保護、商業上の権利保護といった観点から、郵送が制限もしくは全面的に禁止されている物があります。
という文章から始まる。どうやらこれっぽい(予想)。
そして輸入売上税と消費税という見出しのところで、以下の記載が。
商業目的でない荷物のうち、関税法上免税とされ、関税法の規制を受けない流通を経た物は、輸入売上税も免除されます。
ただし消費税には特殊事項があります(小型荷物輸入上限令第1条第1項)。消費税の課税対象である下記の品目には、45ユーロの総額上限のほか、量的にも次の上限が課されています。
アルコールおよびアルコール飲料
免税を受けられる上限は次のとおりです。
- アルコール度数が22%以上のスピリッツ1リットルもしくはアルコール度数80%以上の未変性エチルアルコール [KA(p1] 1リットルまたは
- アルコール度数が22%以下のスピリッツ、ワインもしくはアルコールを原料とする食前酒、タフィア、日本酒ほか類似飲料、発泡性ワイン、リキュール1リットルまたは
- これらを割合に応じて組み合わせた量および非発泡性ワイン2リットル
ビールが該当するのはどの記載ですか・・・
送るビールはアルコール度数は22%以下ですが「スピリッツ」じゃないし、
アルコールを原料とする「食前酒」でもないよね・・・?
それとも「日本酒ほか類似飲料」ってやつにまるっと含まれる・・・?
とにもかくにも缶ビール500ml x 2本で1L以下なので、
問題ございませんでしょうか・・・。
・・・って、送り状にHSコードも重さも値段も書いていようが、
ビール1Lはホントは問題なかろうが、
局員さんをワタワタさせるのは目に見えているので、
それにイライラする自分も見えているので、
わたしとしては送らないのが吉です。
しくしく。
ところで送り状の作成は簡単です
国際郵便マイページサービスというので、割と簡単に作成できます。
12か月以上、利用がなかった場合はアカウント削除されちゃうので、
クリスマスのたびにギリギリ失効しちゃうわたしは、
アカウント作り直しては住所とか入れ直してます。
自宅にプリンタがない人、コンビニで印刷するのも面倒な人は、
スマホで作成すれば郵便局で印刷してくれます。
ちなみにPC版のマイページとスマホ版のマイページがまったく連携してなくて、
PCで作成しててもスマホではイチから入力しなおすのが面倒ですが、
最初からスマホで作っちゃえばそのイライラもないです。
※ただし小さい画面でちまちま作るイライラが発生したりします。
以前は郵便局で手書き伝票書いてたりしたのですが、
郵便局として手書きはNGとなったので印刷の一択です。
手書き伝票持って、長い列に並んで、やっと窓口でわたしの番〜、と思ったら
「受け取れません」と言われて呆然とした思い出もあります
(そのときは好意で郵便局のiPadで入力し直させてくれました)。
ドイツに荷物送るより自分がドイツに行きたい
結論、これです。ドイツ行きたいよ〜
2024年のベストシュトーレンが決まりました。

今年は1本目に買ったシュトーレンがハズレで、モチベーションがかなり下がってしまいました。
一日一切れずつ切って食べるのが好きなので、スライス買いはほぼしません。
なので、ハズレると悶々としながらどかんと1本を食べなきゃいけないので、
「おいしいシュトーレンてどれだよ・・・またハズれたらやだなぁ」って気持ちになってしまいます。
去年は買い切れなかったシュトーレンが何本もあって、「来年は絶対ここの買う!」って決めてたはずなのに、それも全然思い出せず。
で、それでも悩んだのがこの2本。
大江ノ郷
ここはどの洋菓子もご飯もおいしくて、とっても信頼しています。
ふるさと納税で卵、プリン、エッグタルトなど入ったセットも買ったことあります。
いやー、絶対おいしい。
絶対おいしいけど ¥3,240 + 冷蔵送料 ¥990 = ¥4,230。。。悩みます。
kazunori ikeda
以前、仙台に旅行したときに買って、人生で一番うまかったシュトーレン。
丁寧に丁寧に、手間をかけて繊細に作られてます。
こちらは ¥3,900 + 冷蔵送料 ¥1,360 = ¥5,260。。。。
¥5,000超えるとさすがに怯みます。でもおいしいんだよなぁ、、、、、
そんななか、出掛けた先でググったら出てきたのがこのお店。
ロンとレン
シュトーレン|シュトーレン専門店「ロンとレン」 – ロンとレン|シュトロンとシュトーレンの専門店
シュトーレン専門店だって・・・!?
知らなかった。通年でシュトーレン売っているらしい。
写真を見て、これは絶対においしいと確信。
わたしとてして必須条件ともいえるマジパンが入ってないのですが、これは買い。
ということで、トコトコ歩いてお店に行ってみました。
お店はレストランのテラスに出している感じで、今の季節限定みたい。
他は催事とかオンラインでの販売のようです。
フレーバーは季節ものもあるようですが、最初なのでプレーン ¥3,200を。
買ってみて早速食べましたが、
めちゃ
くちゃ
うま
い。
しっとりしてるのにザックリもしてて、不思議な食感です。
香ばしさとざっくり感がクッキーみたいと思いました。
ということで今年のベストシュトーレンに決定。
まだ今年2本目だけどもう決定。これに決定。
もうなくなるのが寂しい。うまい。おいしい。もう1本買いたい。
お店で試飲させてもらったグリューワインも買っちゃった。
やっほーい。
わたしのおさるさん。子供の呼び方いろいろ

ドイツは恋人や子供など、愛する者に対する呼び方がいろいろあります。
高校生のときにホストファーザーがホストマザーに「Mausi(マウジー)」と呼びかけていたのを聞いて「moussy?イケイケな服のブランドの?」と眉間に皺を寄せたものです。日本語にすると「ねずみちゃん」なんですが、それでも「なんでネズミよ!?」と今度は皺という皺が伸びるくらいびっくりします。
なぜか動物の名前で呼ぶドイツ人
Schatz!(宝物)とかSüße!(スイート)ならまだ英語でもあるような感じで理解できるのですが、なんでだか、動物モノが多いんですよね。
ホストマザーは息子を「meine Hase(わたしのうさぎちゃん)」と呼んでいたし、娘を「meine Schnecke(わたしのかたつむりちゃん)」と呼んでいました。
ドイツ語モードで日本語をしゃべるわたしの呼びかけ
で、わたしも自分の子に対してたまにドイツ語で話しかけたりするので、Schatzと呼んだりSüßeと呼んだりするときもあります。
面白いのが、ドイツ語の思考のまま言語だけ日本語に戻るとき。これもなぜだかわからないんですが、子に「わたしのおさるさん」て呼びかけるときがあるのですよね。うさぎでもないし、かたつむりでもないし、おさるさんがしっくり来るんです。
これをドイツ語で「meine Affe」とかにするとめちゃくちゃ違和感。「サルってなんなのよ!!」って自分で突っ込みたくなります。
ドイツ語文法の話
ところで語尾が「e」終わりのものはだいたい女性名詞なんですが、男の子に対して「Süße」というのは合ってるのか?と疑問に思うことが多いです。でもホストマザーが息子を「meine Hase」と呼んでいたあたり、まー関係ないんだなと思います。いつかドイツ人に聞いてみよ。
サヨナラ、Revolut。ストレスが全部なくなった話
以前、Revolutで古い携帯電話の番号を使っていたがゆえにこじれた話をしました。
もうドイツにいないんだから、電話番号うんぬんじゃなくてそもそもRevolut解約しろよ、って話ですよね。
ホントそうですよね。
なので、そうしました。
ドイツにいないのにドイツにいることになってるから面倒なのよ
Revolutはグローバルに展開されてて、日本でも使えるのですが、国をまたいだ住所変更とかできないのが本っっっっっ当に嫌。
わたしはドイツにいないのにドイツの住所から変えられず、するとドイツ在中ということになるので身分証とか滞在許可証の確認が今年もやってきたのでした・・・
その通知がきてすぐアプリを開いて、「・・・なんか面倒くさ」と思って閉じました。

意を決してアプリを開いて、ヘルプのチャットをしようとして、「・・・なんか面倒くさ」と思って閉じました。
さらに心を入れ替えてアプリを開いて、やっぱり「・・・なんか面倒くさ」となり、「もういいわ!解約してやる!!!!」と思い至りました。
解約の前に口座を空っぽにする
ついては身分証がないゆえに手続きが行えなくなる前に、善は急げでソッコーで送金手続き。日本で持ってるネットバンク宛に送ることに。
国際送金だからそれなりに手数料かかるよなー。と思ったけど、金額が結構あったので手数料かからないとのこと。
Revolutでも送金時に表示された手数料も3ユーロとかだったので、こんなもんかと思って完了。おしまい。おしまい!
手数料、思いのほか高かった
数日後にネットバンクから「外貨送金入金のお知らせ」が。着金予定の金額を見ると、あれ?50ユーロ減ってる・・・
でももうどうしようもないので承諾。
着金完了の通知がきたので、ネットバンクの口座を見てみると、あれ!?さらに20ユーロ減ってる!!!!
なんなん、と思って確認したら、わたしの勘違いで、受け取る側のネットバンクでは手数料はしっかり20ユーロ取られるようになってました。
そらわたしが悪かった、と思ってあらためてRevolutの送金履歴見たら、手数料71,60ユーロだと・・・!?

国際送金の手数料高いよ。知らなかったからポチっとできたけど、事前に知ってたら怯んでできなかったかもしんない。ということで結果オーライ。
サヨナラ、Revolut
はい、ということであとはRevolutにサヨナラするだけ。

ちょ、他の誰かに乗り換えるつもりなのね!的なこと言われたけど、無表情で「口座を閉じる」をポチ。

はい、さよなら〜
アプリで簡単にできました。直後にはRevolutからメールで利用明細なんかもきて、おしまい。おしまい!!!
おわりに
1年に1回の「お前の身分を証明せよ」の通知とその手続きからくるストレスを考えると、手数料なんて安いもんです。これでストレスフリー。やっと解放された・・・
いつかまたドイツに行く、と思っていたけど、その未来は近くなさそうなので、そんなときがきたらまた開設しようと思います。
ミュンヘン観光ガイドを作ったった(食べ物のススメ編)

以前から「ドイツに行くんだけどオススメある?」という友人・知人向けに観光ガイドを作ってました。古くは大学生のときに後輩向けに。新しくはワーホリ滞在中にミュンヘンに来てくれた人に。
時間も経って、あれもこれもオススメしたいものが増えてきたので刷新してみました。
お土産のススメ編に続いて、食べ物のススメ編!
ドイツ料理
ミュンヘンはヴィーガン、ベジタリアンな人が多く、それに対応しているレストランもとても多い。THE ドイツ料理で探すと肉肉肉なので、身体を休めたくなったら「ミュンヘン ヴィーガン」で検索するといいかもしれない。
Rahmschwammerl mit Semmelknödeln

画像は料理サイトより
ドイツは、きのこを使ったソースがかなりうまいのでオススメ。こちらはKnödelというじゃがいもだんごにマッシュルームと生クリームを合わせたソースをかけたもの。豚肉を細く切ったものが入ったりもする。
Spiegeleier mit Rahmspinat und Salzkartoffeln

画像は料理サイトより
きのこのソースと同じくらい定番なのがほうれん草のソース。ほうれん草のみだけど野菜は取れるし、結構お腹いっぱいになるし、普通においしい。
Königsklopse

画像は料理サイトより
ボール状になったハンバーグに生クリームソースをかけたもの。シチューにミートボールが入っているのに近い。酸味のあるケッパーがアクセントになっていて面白くておいしい料理。
Käsespätzle

画像は料理サイトより
パスタに見えるけどじゃがいも料理。チーズたっぷりなのでカロリー爆弾ではあるけど、その分おいしい。肉に飽きたけど濃いめのを楽しみたいときにオススメ。ローストオニオンがパリパリして、やわらかいじゃがいもとの食感を楽しめる。
ボウル
Müsli

わたしが死ぬほど好きなもの。日本でもオートミールが流行っているけど、それにドライレーズンやナッツなどを混ぜたものがミューズリーと呼ばれて好まれている。ギリシャヨーグルトと合わせるときが多く、食物繊維たっぷりでヘルシーな定番朝ごはん。
Cous cous salat

クスクスは日本ではあまり食べないけど、ヘルシー志向なドイツ人が好んで食べる。レストランでは「サラダ」のメニューに書いてあることが多く、組み合わせもいくつかある。写真はわたしが好きすぎて週1くらいで食べていた、フェタチーズとザクロのクスクスサラダ(残念ながらこのお店は現在休業中)。サラダといっても量があるので、これ1杯でお腹いっぱいになる。
レストラン
わたしが複数回行ったことのあるおいしいお店。気軽に入れる順に並べています。ドイツ人は新鮮な空気と太陽が大好きなので、暑くても寒くてもテラス席で食べる人が多い。
Altin Dilim

画像はWebサイトより
アラブ系レストラン。店内はかなり雑多で、フードコートみたいな形態だけど、エスニックは裏切らない。ショーケースにある、歯が溶けるくらい甘い小さなスイーツを食後に食べるのもオススメ。
Kun-Tuk

画像はWebサイトより
タイ料理屋さん。ドイツ風なのか、日本で食べるのとはちょっと違って甘辛な味付けでどれもおいしい。
Aloha POKE

ハワイアンなボウルを食べられるお店。サブウェイみたいに、あらかじめ決まっているメニューもあり、自分で具材を選べるのもあり。野菜と魚が欲しくなったら絶対ここ。ただし、店員さんが超絶冷たいので、めげないのが大事。
Kalami

おいしいギリシャ料理屋さん。野菜もたっぷりで、フェタ(ヤギのチーズ)やカラマリ(ヤリイカのフリット)など楽しめる。
HANS IM GLÜCK

画像はWebサイトより
チェーン店だが、ヴィーガンのバーガーや、さつまいものフライドポテトなどがあって楽しい&おいしい。HORNTRAEGERという、クルミのパテ、ヤギのチーズ、いちじくソースのハンバーガーが好き。
ORANGEBOX

画像はWebサイトより
アジアンフュージョンなお店。ヘルシーでおいしいものが食べたくなったときにオススメ。TEN TOPという、サラダボウルみたいなのを食べると生き返る。
Schuman’s Bar
日本好きなファンキーなオーナーがいる、ミュンヘンで有名なバー。ランチに行くのがオススメ。Rouladenという肉巻きやKönigsklopseという肉団子のクリームソースがおいしい。
Benko

画像はWebサイトより
フレンチ・イタリアンなレストラン。どれもとてもおいしくて人気の店なので予約必須。
カフェ
Cafe Frischhut

地元民に愛されるドーナツ屋さん。その場で揚げてくれるので、テイクアウトしてパクつきながら街を散策するのがミュンヘンぽい。
Der verrückte Eismacher
The crazy ice makerの名のとおり、ビール味など、おもしろい味ばかりあるアイス屋さん。
Gartensalon

ヴィーガンなスイーツやドリンクがおいしくて雰囲気もかわいい。
Café Bla

ほっこりのんびりできる、地元民の隠れ家カフェ。Skyr(アイスランドのヨーグルト)を使ったケーキやルバーブのケーキがおいしい。
Café Zeitgeist

ランチでもカフェでもハズレなしなお店。ハンバーガーやボウル(どんぶり)、パスタなど、それぞれ種類が豊富!わたしはここのアサイボウルが好き。
Heinrich Matters

ボウル(どんぶり)やカレーなどアジアチックなカフェレストラン。かぼちゃのスープがスパイシーでおいしかった。軽く夕食を済ませたいときにも使える。
SUPERNOVA

ここのミュズリでモーニングするのがオススメ。ピザ、パスタ、お肉もあるので1日中困らない。
ベーカリー
Julius Brantner Brothandwerk
画像はWebサイトより
ミュンヘンで一番おいしいパン屋さん。
THE ドイツパンを試したいならBrothandwerk25(看板商品!)、スパイスが好きならHauslaib(アニスやフェンネルが入ってる)、甘いのが好きならLichtkorn(りんごが入っててジューシー)を選ぶべき!ちょっと食べ歩きたい場合にはHandsemmel(カイザーロール)とKrusti(バケットタイプのテーブルパン)がオススメ。
スーパーで買えるもの
今日は惣菜を買ってホテルで食べよう、食事はレストランで済ませたけどホテルで晩酌しよう、なときにいいかもしれないというものたち。
Schwarzwälder Schinken
塩気があっておいしいベーコン。バイエルン州のお隣にあるSchwarzwald(黒い森)地方の名産品。一応、日本に肉類は持って帰れないので、現地で食べて買えるとよい。桃(とか何かしらのフルーツ)とクリームチーズと一緒に食べるのもおいしい。
Bio Quark

画像はWebサイトより
大好きすぎてほぼ毎日食べていたもの。ヨーグルトに見えるけどクリームチーズで、日本では多分消費期限の関係で輸入されてこないもの。250gもあるので2人で分けてちょうどいいサイズ。パンに塗ったり、さらにそのうえにSchwarzwälder Schinkenを載せて食べてもおいしい。本当はジャムやnutellaを混ぜて食べるのが最高においしい。
Almighurt

画像はWebサイトより
値段としてもサイズとしても、とってもお手軽に買えるヨーグルト。写真はMohn(ケシの実)で、ドイツでは超定番。ゴマの味に似ていて、プチプチ弾けるような食感がするのも楽しい。他にはRussiche Kuchen(ロシアケーキ)味も珍しかったり、Kaffee(コーヒー)味もおいしくてオススメ。
Obazda

画像はWebサイトより
バイエルンの名産品。初めて食べたとき感動しすぎて、どうにか日本に持って帰れないか悩んだ。モッツァレラ、トマトなどが和えてあるスプレッドで、レストランでもドイツ料理のメニューにひっそり載っていたりする。単体で食べるには濃いので、パンやクラッカーと一緒に食べるとよい。
ふぅ、書いた。また何か思いついたら追記します。
ミュンヘン観光ガイドを作ったった(お土産のススメ編)

以前から「ドイツに行くんだけどオススメある?」という友人・知人向けに観光ガイドを作ってました。古くは大学生のときに後輩向けに。新しくはワーホリ滞在中にミュンヘンに来てくれた人に。
時間も経って、あれもこれもオススメしたいものが増えてきたので刷新してみました。
まずはお土産のススメ編!
お土産を買えるお店
雑貨屋
かわいいキッチン雑貨、食器、日用品、ちょこっとお菓子、アクセサリーなどが売っているお店。チェーン店なのでどこでも見かける。ここで売ってる手の平ライズのnutella(ヘーゼルナッツスプレッド)がかわいくてオススメ。nutella自体は日本でも買えるけど高いしでかい(200g)。
ちなみに...
ヘーゼルナッツはドイツでよく好まれるフレーバーで、チョコレートやヨーグルトの味でも人気。

画像はWebサイトより
エーデルワイス、鹿、青白の旗、プレッツェルなど、ミュンヘンをモチーフにしたかわいいお土産が見つかるお店。とても小さな店だけど店員さんはすごくやさしいし、ラッピングも無料でしてくれる。写真はプレッツェルのスポンジ。
ちなみに...
プレッツェルはドイツ中で売ってるイメージだけど、バイエルンの特産品。他の土地でも食べられるけど、みんな他のパンを食べる。ミュンヘンではパン屋にプレッツェルを置いてないと「なんで?」ってなる。
ドラッグストア、化粧品店

画像はWebサイトより
去年あたりに日本にも上陸したフランスのコスメブランド。ドイツだと手頃な値段で買える。オススメは石鹸、フットクリーム(母が「かかとツルツルになった!!!」と絶賛していた)。
ちなみに...
ドイツ人は足をすごく大切にする国民で、「冷えは足から来る」といって靴下は必ず履くし、いい靴を履くし、フットケア製品も充実している。そこらへんのファストファッションで売ってる3足9Euroとかの靴下でも日本のよりもずっとクオリティが高くて、穴が空いたことがない。

画像はWebサイトより
大手ドラッグストア。オーガニックの食品(”Bio”とついたもの)、洗剤などの日用品(Floschなどが有名)、コーヒーや紅茶、お菓子、コスメ、香水など、老若男女の友人や家族に何か見つけられる。毎年ぐらいのペースで販売される100%コットンのエコバッグがとってもオススメ。デザインがとにかくかわいいのに安い(姉は緑、わたしは水色を愛用中)。

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大手ドラッグストア。dmと同じくなんでも見つかる。若干お安いし、セールも頻繁に行っている。プライベートブランドのKING’S CROWNの紅茶がオススメ。種類がかなり豊富で、特に秋冬はクリスマスっぽいフレーバーが出る。
ちなみに...
ドイツはハーブティーを西洋漢方的に使っていて、どのハーブが何の症状に効くかをよく知っているし、多種多様なハーブティーを手軽に入手できる。Erkältungstee(風邪のための紅茶)、Halsfreitee(喉の痛みのための紅茶)などがオススメ。高いやつほど効果が高いけどおいしくないので、手頃な値段のでそれなりに効くしおいしい方を買うのがよい。

画像はWebサイトより
大手ドラッグストア。dmと同じくなんでも見つかる。お菓子コーナーが充実していて、パグのHARIBO(謎)や駄菓子のようなお菓子も買えるのでオススメ。
ちなみに...
日本人が到底理解できない、真っ黒いリコリスは最近は見かけない。真っ黒に見えて実はブドウ味だったりする。リコリスはドイツ語でLakritzというので、裏の成分表示っぽいのを見て、これが書いてなければ大丈夫!
スーパー

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REWE、Lidl、Aldi、Penny、NORMA(大差ないですが、左側ほど信頼度高めに並べてます)といったスーパーがあるなかでもひとつ格が高いスーパーなので、ちょっとクオリティが高い食品系のお土産(とはいっても安い)を買うには最適。暗めの色がコーポレートカラーなので見映えもする。が、だいたいここで買えるものはdmでも買える・・・
自分たち用にちゃんとしたものを食べたいときにはオススメ。そのときには”GUT UND GÜNSTIG”(good and reasonable)と書かれたものを買うとある程度お手頃価格で買える。
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画像はWebサイトより
ミュンヘンにある大きなスーパー。何から何まで、ここで全部買える。セールも頻繁に行っているので狙いどころ。
デパート

画像はWebサイトより
全国チェーンのデパート。地下にある食品コーナーではミュンヘンぽいリキュールセットがあったり、お土産コーナーにはVilleroy Bochという有名な陶器メーカーのマグなどが置かれていて、まわると楽しい。ドイツメーカーのものが集結しているので、定価でよければここで全部買える。ごくたまにLindtのセールをしている(20%オフというのがパッケージ自体にプリントされているので(!)、お土産には向かないかもしれない)。ここにある軽食屋さんもよさそう(日本にあるデパ地下の小さな軽食屋と同じかんじ)。

画像はWebサイトより
ミュンヘンにあるショッピングモール。全然広くないけど、ドラッグストア、スーパー、服飾、雑貨などすべて揃っていて快適にまわれる。中心部からは少し離れているので常に空いていて、地元民しかいない。地下にあるTschibo(ドイツのコーヒーメーカー)のアウトレット店でオススメ。かわいいクッションカバーやパジャマやキッチン雑貨が見つかる。
食品店

画像はWebサイトより
Viktualienmarktにあるリキュール、スパイス屋さん。少量のサイズで売っているのでお土産に買いやすい。店員さんも英語が堪能でやさしいので接しやすいし、試飲もできる。
日本でも売られているJägermeisterなどのハーブリキュール(姉が大好き)、さっぱりしたイチジク味のKleiner Feigling(わたしが大好き)、ほかにも紅茶のフレーバーやコーヒーフレーバーなど、よりどりみどり。
ちなみに...
ドイツは試食・試飲は何も遠慮することはないので気軽に聞いてみるとよい。店頭に置いていなくても聞いてみるとレジ裏からタッパーが出てきたりする。

画像はWebサイトより
ドイツでも有名なバウムクーヘン屋さん。ホールやスライスやキューブタイプでバウムクーヘンを買えるし、併設しているカフェでもパフェやケーキを食べれる。日本のバウムクーヘンは繊細でしっとりおいしいけど、ドイツのバウムクーヘンは何ともいえない大御所感があって、シンプルにうまい。
ちなみに...
ドイツ人はケーキ大好きで、週末やホームパーティーをするときには必ず登場する。工場で量産されているものではなく、自家製のケーキがほとんどなので、なんだかほっこりする味がする。ケーキの種類としてはBienenstich(はちみつのケーキ)、Prinzregententorte(ミルクレープのスポンジ版)などが有名。パン屋でも買える。
喜ばれるお土産(雑貨)
Frühstücksbrettchen(朝食プレート)

A3サイズほどのプレート。木製やプラスチック製のものがあり、ドイツ人の友人からもらうこともあるし、わたしがお土産に買うこともある。スコーンやクロワッサンなど、ちょっとしたパンを朝食に食べるときに使うと特別感があってテンション上がる(食パンはサイズ的に合わない)。チーズやケーキを載せてもよい。自分で使っていても便利だし、贈った人もいつも喜んでくれる。
NIVEA、Wellda、Kneipp製品

画像はWebサイトより
言わずと知れた、ドイツのコスメメーカー。NIVEAは種類も形態(缶、ボトル、ポンプなどなど)も豊富。写真はKneippのバスオイルで、日本未発売なのでお土産にオススメ。浴槽にキャップ1杯分を入れるだけでもめちゃくちゃ贅沢な気分に浸れる(キャップを開けると直で液体なので、注ぐのには注意が必要)。
ちなみに...
日本では見ないコスメ、ボディケア商品を買うには結構慎重になった方がいい。ドイツ人と日本人の肌質、髪質も違うし、お風呂や台所で使う水が違うので、日本で日本人が使うには合わない場合がある。
elmexの歯磨き粉

画像はWebサイトより
よく、友人に「買ってきて!」と頼まれる製品で、写真は最も有名で人気の高いelmex。他にも、ココナッツオイル配合の歯磨き粉など手頃な値段で買えるものも多く、変な味もしないし、普通に効果が高いのでオススメ。
喜ばれるお土産(食べ物)
Langneseのはちみつ3個パック

画像はWebサイトより
ドイツ人はハチミツが大好き。アカシア、マヌカをはじめ、菜の花やタンポポ、真っ白く不透明なもの、黄色く透き通ったもの、琥珀色のもの、など何が何でどうなってんのかわからないくらいの種類がある。Waldhonig(wood honey)は木の蜜で濃厚でコクがある。Blütenhonig(bloom honey)は花の蜜で爽やかで食べやすい。写真はミニミニの瓶に入ったハチミツで、試しやすいサイズになっているのでオススメ。
Händmeierのマスタード

画像はWebサイトより
ソーセージにとっても合うマスタードでミュンヘンの名産品。これもスーパーに行くと種類が多すぎて選べないくらいあるが、最もスタンダードな「Süßer Hausmachersenf」を選べば間違いなし。
Knorr製品

画像はWebサイトより
実はドイツのメーカーのクノール。ドイツのスープがお土産にオススメ。「Spargel Cremesuppe」はホワイトアスパラガスのスープ。春になると食べられるホワイトアスパラガスはマジでおいしい。「Linsentopf」はレンズ豆のスープ。大豆でもない、ひよこ豆でもない、キッドニービーンズでもない、日本ではなかなか珍しいけどドイツでは定番のスープ。「FLÄDLE SUPPE」はパンケーキ(!)のスープ。パンケーキというとぎょっとするけど、クレープ生地を細く切って入れた感じのもの。
ちなみに...
ドイツ人はクレープのことを「パンケーキ」と呼び、日本人が思い浮かべる「パンケーキ」は「アメリカンパンケーキ」と呼ぶ。また、「パン」といえばドイツパンで、日本人が思い浮かべる食パンのことは「トースト」「白いパン」と呼んだり、「あれはパンじゃないよ」と言ったりする。
Ritter Sport

画像はWebサイトより
絶対に買った方がいいドイツのチョコレート。日本では定番商品のみ売ってるので、「VEGAN」と書かれたラインナップやハイカカオ(「KAKAO 74%」など)など、あまり輸入されないものがオススメ。
また、「Limited Edition」とか「Winter Edition」と書かれた限定品は特にオススメ。今年の冬限定フレーバーは、ローストアーモンド、ホワイトクリスプ、クランチクリーミーウィンター。
本当にどれもおいしいのでパッケージデザインで買ってもよい(フレーバーはパッケージにイラストが描いてあるので大体予想できるはず)。ただし、「MARZIPAN」と書かれたマジパンは日本人は苦手な人が多いので注意。
Lindt

画像はWebサイトより
日本でも人気のLindtはHELLOシリーズがかわいくて珍しくてサイズ感もいいのでオススメ。この季節にはクマ型やサンタ型のチョコレートも売っていてかわいいけど壊れやすいので注意。
Hugo
画像はAldi SüdのWebサイトより
エルダーフラワーからできたスパークリングワイン。お酒が苦手な人でも飲みやすいし、缶で売っているのでお土産で買っても重量が逼迫しない。どのメーカーでもなぜか黄緑色のパッケージで売っている。おいしくてぐいっと飲んじゃうけどアルコール度数は普通に高いので注意。

画像はWebサイトより
ミュンヘンにはAugustiner、Hacker Pschorr、Hofbräu、Löwenbräu、Paulaner、SPATENの六大醸造所があるが、そのなかでも日本人にとって馴染みがないのがSPATEN。缶で売っているのもあるので買ってみるのがオススメ。
ちなみに...
オクトーバーフェストはドイツ全土でやっているイメージだけど、ミュンヘンで開催のものをいう。ビールはスーパーに行けばケースが山積みになったエリアが見つかる。瓶で買うと見栄えはいいけどトランクの重量を逼迫するので、こだわらなければ缶がオススメ。また、ミュンヘンのビールはヴァイツェンで酵母が入っているので、買ってホテルで飲むときは少しくるくるまわして、底に溜まったものを一緒に飲むとよい。
ふぅ、書いた。
次回は「食べ物のススメ」に続きます!
日本でもエコ!スーパーのリサイクルボックスにゴミを返しに行った話

ドイツって、ゴミとかリサイクルにはこだわってる国というのは以前書きました。
日本でもそれなりに分別もリサイクルもされていますよね。特にスーパーとかコンビニの入口に回収ボックスなぞ置かれていませんか?わたしはこれを見て存在を認識していたものの、いつも通り過ぎていたのですよね。
ところがある日、「あ、返しに行ってみよ」となりました。
理由は、魚のトレーとかお肉のトレーとか卵のパックとかがたまらなく邪魔だったから。これってそもそもゴミ袋に入れててもいつもはみ出るし、それが邪魔で他のゴミが入れにくいし、ゴミの日が来て袋の口を縛るのにももちろんやりにくいし、とにかくストレスの種だったのです。いろんなトレーがガサガサとゴミ袋から飛び出てるのに我慢ならなくなり、「あれ、これ、確か返せたよな・・・」と気付いたのがきっかけでした。
善は急げで、早速いろんなトレーをゴミ袋から救い出し、ついでに資源ゴミの日に出そうと保管してた牛乳パックも救い出し、それらを持っていそいそとスーパーに出掛けました。
スーパーに着いて、並んでる回収ボックスと対面します。「回収ボックスがある」ということしか知らずに来たけど特に問題はなく、黒とか白とかの色つきトレー、透明のトレー、牛乳パックをそれぞれの回収ボックスに放り込んで完了です。もちろん汚れは洗って乾かしてあります。
放り込んでみて、あらためて「いいな」と思ったのはこのポイント。
- 袋に入れたり、縛ったり、まとめたりしなくていい
- いつでも自分が好きなタイミングで行ける
- 家にこもりがちだけど出掛ける理由を作れる
- 回収ボックスにきれいなゴミが溜まっているの見ると同志を見つけた気分になれる
- いいことした感があってちょっとハッピーになれる
あとはもちろん、自分ちのゴミ箱からゴミが消えるのでスッキリします。そこまで大きくはないけど、消えてみると超快適です。
牛乳パックとかは回収が隔週だし、朝8:30までに出さなきゃいけないとか、縛らないといけないとか、いろいろ制約があり、出し忘れると「ああーーー!」ってなるのが一気に解決されました。ハッピー。
他のゴミも回収されるようになるのかな、と想像してみましたが、それは難しそうな気がします。衛生的な問題だったり、綺麗に洗えないものだったりしそうだな、、、と。
ビン・カンは回収されてもよさそうな。ドイツみたいにデポジット式になるともっといいんですけどね。もう少し先の話かな。
ということで、最近の散歩が増えました。みなさんもしてみてはいかがでしょうか?