ミュンヘン観光ガイドを作ったった(お土産のススメ編)
以前から「ドイツに行くんだけどオススメある?」という友人・知人向けに観光ガイドを作ってました。古くは大学生のときに後輩向けに。新しくはワーホリ滞在中にミュンヘンに来てくれた人に。
時間も経って、あれもこれもオススメしたいものが増えてきたので刷新してみました。
まずはお土産のススメ編!
お土産を買えるお店
雑貨屋
かわいいキッチン雑貨、食器、日用品、ちょこっとお菓子、アクセサリーなどが売っているお店。チェーン店なのでどこでも見かける。ここで売ってる手の平ライズのnutella(ヘーゼルナッツスプレッド)がかわいくてオススメ。nutella自体は日本でも買えるけど高いしでかい(200g)。
ちなみに...
ヘーゼルナッツはドイツでよく好まれるフレーバーで、チョコレートやヨーグルトの味でも人気。
画像はWebサイトより
エーデルワイス、鹿、青白の旗、プレッツェルなど、ミュンヘンをモチーフにしたかわいいお土産が見つかるお店。とても小さな店だけど店員さんはすごくやさしいし、ラッピングも無料でしてくれる。写真はプレッツェルのスポンジ。
ちなみに...
プレッツェルはドイツ中で売ってるイメージだけど、バイエルンの特産品。他の土地でも食べられるけど、みんな他のパンを食べる。ミュンヘンではパン屋にプレッツェルを置いてないと「なんで?」ってなる。
ドラッグストア、化粧品店
画像はWebサイトより
去年あたりに日本にも上陸したフランスのコスメブランド。ドイツだと手頃な値段で買える。オススメは石鹸、フットクリーム(母が「かかとツルツルになった!!!」と絶賛していた)。
ちなみに...
ドイツ人は足をすごく大切にする国民で、「冷えは足から来る」といって靴下は必ず履くし、いい靴を履くし、フットケア製品も充実している。そこらへんのファストファッションで売ってる3足9Euroとかの靴下でも日本のよりもずっとクオリティが高くて、穴が空いたことがない。
画像はWebサイトより
大手ドラッグストア。オーガニックの食品(”Bio”とついたもの)、洗剤などの日用品(Floschなどが有名)、コーヒーや紅茶、お菓子、コスメ、香水など、老若男女の友人や家族に何か見つけられる。毎年ぐらいのペースで販売される100%コットンのエコバッグがとってもオススメ。デザインがとにかくかわいいのに安い(姉は緑、わたしは水色を愛用中)。
画像はWebサイトより
大手ドラッグストア。dmと同じくなんでも見つかる。若干お安いし、セールも頻繁に行っている。プライベートブランドのKING’S CROWNの紅茶がオススメ。種類がかなり豊富で、特に秋冬はクリスマスっぽいフレーバーが出る。
ちなみに...
ドイツはハーブティーを西洋漢方的に使っていて、どのハーブが何の症状に効くかをよく知っているし、多種多様なハーブティーを手軽に入手できる。Erkältungstee(風邪のための紅茶)、Halsfreitee(喉の痛みのための紅茶)などがオススメ。高いやつほど効果が高いけどおいしくないので、手頃な値段のでそれなりに効くしおいしい方を買うのがよい。
画像はWebサイトより
大手ドラッグストア。dmと同じくなんでも見つかる。お菓子コーナーが充実していて、パグのHARIBO(謎)や駄菓子のようなお菓子も買えるのでオススメ。
ちなみに...
日本人が到底理解できない、真っ黒いリコリスは最近は見かけない。真っ黒に見えて実はブドウ味だったりする。リコリスはドイツ語でLakritzというので、裏の成分表示っぽいのを見て、これが書いてなければ大丈夫!
スーパー
画像はWebサイトより
REWE、Lidl、Aldi、Penny、NORMA(大差ないですが、左側ほど信頼度高めに並べてます)といったスーパーがあるなかでもひとつ格が高いスーパーなので、ちょっとクオリティが高い食品系のお土産(とはいっても安い)を買うには最適。暗めの色がコーポレートカラーなので見映えもする。が、だいたいここで買えるものはdmでも買える・・・
自分たち用にちゃんとしたものを食べたいときにはオススメ。そのときには”GUT UND GÜNSTIG”(good and reasonable)と書かれたものを買うとある程度お手頃価格で買える。
画像はWebサイトより
ミュンヘンにある大きなスーパー。何から何まで、ここで全部買える。セールも頻繁に行っているので狙いどころ。
デパート
画像はWebサイトより
全国チェーンのデパート。地下にある食品コーナーではミュンヘンぽいリキュールセットがあったり、お土産コーナーにはVilleroy Bochという有名な陶器メーカーのマグなどが置かれていて、まわると楽しい。ドイツメーカーのものが集結しているので、定価でよければここで全部買える。ごくたまにLindtのセールをしている(20%オフというのがパッケージ自体にプリントされているので(!)、お土産には向かないかもしれない)。ここにある軽食屋さんもよさそう(日本にあるデパ地下の小さな軽食屋と同じかんじ)。
画像はWebサイトより
ミュンヘンにあるショッピングモール。全然広くないけど、ドラッグストア、スーパー、服飾、雑貨などすべて揃っていて快適にまわれる。中心部からは少し離れているので常に空いていて、地元民しかいない。地下にあるTschibo(ドイツのコーヒーメーカー)のアウトレット店でオススメ。かわいいクッションカバーやパジャマやキッチン雑貨が見つかる。
食品店
画像はWebサイトより
Viktualienmarktにあるリキュール、スパイス屋さん。少量のサイズで売っているのでお土産に買いやすい。店員さんも英語が堪能でやさしいので接しやすいし、試飲もできる。
日本でも売られているJägermeisterなどのハーブリキュール(姉が大好き)、さっぱりしたイチジク味のKleiner Feigling(わたしが大好き)、ほかにも紅茶のフレーバーやコーヒーフレーバーなど、よりどりみどり。
ちなみに...
ドイツは試食・試飲は何も遠慮することはないので気軽に聞いてみるとよい。店頭に置いていなくても聞いてみるとレジ裏からタッパーが出てきたりする。
画像はWebサイトより
ドイツでも有名なバウムクーヘン屋さん。ホールやスライスやキューブタイプでバウムクーヘンを買えるし、併設しているカフェでもパフェやケーキを食べれる。日本のバウムクーヘンは繊細でしっとりおいしいけど、ドイツのバウムクーヘンは何ともいえない大御所感があって、シンプルにうまい。
ちなみに...
ドイツ人はケーキ大好きで、週末やホームパーティーをするときには必ず登場する。工場で量産されているものではなく、自家製のケーキがほとんどなので、なんだかほっこりする味がする。ケーキの種類としてはBienenstich(はちみつのケーキ)、Prinzregententorte(ミルクレープのスポンジ版)などが有名。パン屋でも買える。
喜ばれるお土産(雑貨)
Frühstücksbrettchen(朝食プレート)
A3サイズほどのプレート。木製やプラスチック製のものがあり、ドイツ人の友人からもらうこともあるし、わたしがお土産に買うこともある。スコーンやクロワッサンなど、ちょっとしたパンを朝食に食べるときに使うと特別感があってテンション上がる(食パンはサイズ的に合わない)。チーズやケーキを載せてもよい。自分で使っていても便利だし、贈った人もいつも喜んでくれる。
NIVEA、Wellda、Kneipp製品
画像はWebサイトより
言わずと知れた、ドイツのコスメメーカー。NIVEAは種類も形態(缶、ボトル、ポンプなどなど)も豊富。写真はKneippのバスオイルで、日本未発売なのでお土産にオススメ。浴槽にキャップ1杯分を入れるだけでもめちゃくちゃ贅沢な気分に浸れる(キャップを開けると直で液体なので、注ぐのには注意が必要)。
ちなみに...
日本では見ないコスメ、ボディケア商品を買うには結構慎重になった方がいい。ドイツ人と日本人の肌質、髪質も違うし、お風呂や台所で使う水が違うので、日本で日本人が使うには合わない場合がある。
elmexの歯磨き粉
画像はWebサイトより
よく、友人に「買ってきて!」と頼まれる製品で、写真は最も有名で人気の高いelmex。他にも、ココナッツオイル配合の歯磨き粉など手頃な値段で買えるものも多く、変な味もしないし、普通に効果が高いのでオススメ。
喜ばれるお土産(食べ物)
Langneseのはちみつ3個パック
画像はWebサイトより
ドイツ人はハチミツが大好き。アカシア、マヌカをはじめ、菜の花やタンポポ、真っ白く不透明なもの、黄色く透き通ったもの、琥珀色のもの、など何が何でどうなってんのかわからないくらいの種類がある。Waldhonig(wood honey)は木の蜜で濃厚でコクがある。Blütenhonig(bloom honey)は花の蜜で爽やかで食べやすい。写真はミニミニの瓶に入ったハチミツで、試しやすいサイズになっているのでオススメ。
Händmeierのマスタード
画像はWebサイトより
ソーセージにとっても合うマスタードでミュンヘンの名産品。これもスーパーに行くと種類が多すぎて選べないくらいあるが、最もスタンダードな「Süßer Hausmachersenf」を選べば間違いなし。
Knorr製品
画像はWebサイトより
実はドイツのメーカーのクノール。ドイツのスープがお土産にオススメ。「Spargel Cremesuppe」はホワイトアスパラガスのスープ。春になると食べられるホワイトアスパラガスはマジでおいしい。「Linsentopf」はレンズ豆のスープ。大豆でもない、ひよこ豆でもない、キッドニービーンズでもない、日本ではなかなか珍しいけどドイツでは定番のスープ。「FLÄDLE SUPPE」はパンケーキ(!)のスープ。パンケーキというとぎょっとするけど、クレープ生地を細く切って入れた感じのもの。
ちなみに...
ドイツ人はクレープのことを「パンケーキ」と呼び、日本人が思い浮かべる「パンケーキ」は「アメリカンパンケーキ」と呼ぶ。また、「パン」といえばドイツパンで、日本人が思い浮かべる食パンのことは「トースト」「白いパン」と呼んだり、「あれはパンじゃないよ」と言ったりする。
Ritter Sport
画像はWebサイトより
絶対に買った方がいいドイツのチョコレート。日本では定番商品のみ売ってるので、「VEGAN」と書かれたラインナップやハイカカオ(「KAKAO 74%」など)など、あまり輸入されないものがオススメ。
また、「Limited Edition」とか「Winter Edition」と書かれた限定品は特にオススメ。今年の冬限定フレーバーは、ローストアーモンド、ホワイトクリスプ、クランチクリーミーウィンター。
本当にどれもおいしいのでパッケージデザインで買ってもよい(フレーバーはパッケージにイラストが描いてあるので大体予想できるはず)。ただし、「MARZIPAN」と書かれたマジパンは日本人は苦手な人が多いので注意。
Lindt
画像はWebサイトより
日本でも人気のLindtはHELLOシリーズがかわいくて珍しくてサイズ感もいいのでオススメ。この季節にはクマ型やサンタ型のチョコレートも売っていてかわいいけど壊れやすいので注意。
Hugo
画像はAldi SüdのWebサイトより
エルダーフラワーからできたスパークリングワイン。お酒が苦手な人でも飲みやすいし、缶で売っているのでお土産で買っても重量が逼迫しない。どのメーカーでもなぜか黄緑色のパッケージで売っている。おいしくてぐいっと飲んじゃうけどアルコール度数は普通に高いので注意。
画像はWebサイトより
ミュンヘンにはAugustiner、Hacker Pschorr、Hofbräu、Löwenbräu、Paulaner、SPATENの六大醸造所があるが、そのなかでも日本人にとって馴染みがないのがSPATEN。缶で売っているのもあるので買ってみるのがオススメ。
ちなみに...
オクトーバーフェストはドイツ全土でやっているイメージだけど、ミュンヘンで開催のものをいう。ビールはスーパーに行けばケースが山積みになったエリアが見つかる。瓶で買うと見栄えはいいけどトランクの重量を逼迫するので、こだわらなければ缶がオススメ。また、ミュンヘンのビールはヴァイツェンで酵母が入っているので、買ってホテルで飲むときは少しくるくるまわして、底に溜まったものを一緒に飲むとよい。
ふぅ、書いた。
次回は「食べ物のススメ」に続きます!