日本に帰国して受けたカルチャーショック
日本に一時帰国しています。個人的にはお正月が一番ルンルンするので、いい時期に帰ってこれて嬉しいです。
ミュンヘンを1月1日に出発し、1月2日に東京は成田空港に到着。
あったかい
日本てあったかいですね!びっくりした。ドイツは8度あれば「今日はあったかいな」と思ったりするのですが、昨日は15度もあったし、「今日は11度しか気温が上がりません」と言うし、日中はマフラーもダウンも手袋もいらないので春ですね。ドイツ帰って凍えるな。
化粧が濃い
日本人て化粧濃いですね。ドイツ人はすっぴんの人も多いので、日本に来て顔と手の色が違う人や、顔がラメラメしてる人や、チーク!!!!な人を見てると、そんなしなくても。と思います。
おしゃれ
日本人ておしゃれですね。それは感じます。ドイツ人は機能性を重視する人の方が多いので、冬は登山ブランドを来ている人が多いです。
助手席が左
空港に車で迎えに来てくれた家族。じゃぁ帰るか、と車に乗り込もうとしたときのこと。「運転するの?」と言われてハタと気付いた。わたし右側のドアを開けている・・・ドイツでは助手席は右側ですが、日本は左側でしたね。素で間違えた。
四角い街並み
高速道路から見ると建物が密集してる街並み。縦長にポコポコと。よくこんな狭い中で暮らしているな・・・となんだか。ひたすら緑の草原が見えるドイツの景色とは違いますね。
ドアと鍵
ドイツの扉は、外からではノブが回らず、鍵を挿して扉を押します。つまり鍵がドアノブ代わり。鍵を持って出ないと締め出されます。鍵を忘れて出てしまうと一貫の終わりですが、日本だとゴミ捨てに行くくらいなら鍵を掛けずに出るし、当然ですがドアノブ回せば扉は開くので問題ないです。なんか不思議。
水がまずい
水道水がまずい。飲みにくい。ミュンヘンのはさらっと飲めるのですが。
お風呂最高
湯船ーーーーーーー!!!!毎日入ってます。最高。わたしがドイツに住んでて唯一恋しく思っているもの。ドイツにも入浴剤とか売ってるけど、あれはいつ使うんだろう。
自転車のブレーキ
ドイツで乗ってる自転車は、ハンドル部分で手で締めるブレーキの他に、ペダルでブレーキが掛けられます。ペダルを逆回しにするとチェーンにロックが掛かってブレーキが掛かるという仕組み(よくわからないけど多分)。日本に帰ってきて自転車に乗り、ペダルを逆回しにしてもただ空回るだけで自転車停まらないので何度か慌てました。
ゴミ箱がない
ゴミ箱って、駅の構内とかくらいしかないですね。ドイツは10mおきに1個はある勢いでそこらじゅうにあります。便利。
トイレがある
ドイツのトイレは街中だと有料なので、躊躇することが多いです。日本はいっぱいありますね〜無料だし。
改札を通らなきゃいけない
電車に乗りました。こちらも当然ですが改札では切符かICカードで入場しなければなりません。ドイツは改札なくて全スルーなので、日本ではつい忘れてゲート前でオタオタしてしまいます。
満員電車
マジで満員。ドイツは混んでても人とくっつくことはないのですが、日本では身動きができないくらいに密着。そして暑い。体質が違うのか、人の匂いがする(・_・)
ドイツは「む」と思うような匂いはしたことないですね。なんでだろう。
眠くなるバスと電車
バスとか電車とか、座って揺られるとなぜか眠くなりますね。寝るし。ドイツでは眠くもならないし、寝もしないので、不思議。
広告が多い
車内でもホームでも建物でも広告ばっかりですね。囲まれてる気分。スーパーに入ってもSALE!とか特価!とかのポップが多すぎてそれすら埋もれて逆に目立ってない・・・
スーパーが20時過ぎても開いてる
ドイツは20時には全て閉まるので、え?22時までやってんの?すごい。と思うことが。代わりに、え?朝10時に開店なの?遅くない?と思うことも。ドイツは7時開店なので。
電灯がまぶしい
買い物に行きましたが、家電屋さんはもとより、100円均一とか、スーパーとか、どこもかしこも、まっっっっっっっしろな光でチカチカしますね。落ち着かない・・・
店に入っても挨拶しない
ドイツだと入店したときや、レジで会計するとには「ハロー」と言うのですが、日本は何も言わないのでソワソワします。
物価が高い
ちょっとずつ、「もう一声」と言いたくなる程度に高い。当然ですが、輸入しているチーズとかチョコレートとかはぎょっとする値段で売ってるので、ドイツなら€2しないのになとか思ったり。
過剰包装
包みまくりますね。そしてプラスチックが多すぎる。エコバッグ持ってってますが、パン屋でパンがひとつひとつプラスチックの袋に包まれてくの見てると申し訳なくなる。次回は紙袋持ってこうと決めました。
雑貨屋で「袋いりません」と言うと「これだけテープ貼りますね」とされるのですが、何の意味があるんだろう。一応、レシートもらってるし、複数個のうち1個だけにテープ貼るって何なんだろう。
何も買わなくても出られる
ドイツのスーパーには入場ゲートがあり、一度入るとレジを通らないと出られません。何も買わずに出る場合は、レジに並んでる人々の後ろをソロソロと出るしかないです。日本は超オープンなので、気軽に偵察行けますね。何も買わずに出るというのが申し訳なくなりますが。
図書館の手続きが無料
ドイツは年間€20掛かるので、日本は無料ということを忘れてました。有効期限が切れたカードを更新するときに「あれ、2,000円掛かるんだっけ?300円とかだっけ?もしかして無料?いや、そんなわけないか」とか色々思い、何事もなく更新できてラッキーな気持ちになりました。
食べ物がおいしくて綺麗
日本食に限らず、カフェとかで提供されてる食べ物・飲み物って綺麗ですね。見た目も味も手間が掛かってる感じがする。ドイツのカフェで出るケーキとかはホームメイド感が良いのですが、日本で出るのはホントに綺麗。
お寿司屋さんにも行ったのですが、めちゃくちゃ旨くてびっくりした。これもまた美しさといったら・・・ミュンヘンの寿司屋には入ったことないですが、ここまで綺麗なのは出ないでしょう。いや、すごい。日本食うまいわ。
パンがおいしい
パン屋で働いているので、パン屋が前よりもっとずっと気になります。日本のパン屋は、きれーーーーにパンが並んでますね。ドイツでは惣菜パンといえばサンドイッチになりますが、日本はカレーパンとかマヨコーンとかカツサンドとか、惣菜パンの種類が多いですね。メロンパンとかクリームパンとかあんパンとか日本独特だし。お気に入りのパン屋に2つ行きましたが、どちらも記憶よりずっとおいしくてびっくりした。これはドイツで食べるやつよりおいしいかもとまで思った。しかしながら食パンは食べる気にはならず・・・ドイツパンのがおいしいという決めつけです。
ドイツが好き過ぎて、日本に帰国したらムズムズするかなと思っていたのですが、日本て楽しいです。友達にお土産買おうと思うと、スーパーの隅から隅まで見てしまったり、普段見ないコーナーも行ってみたり、観光客なみに写真撮ってみたり。新たな視点を得られました。