みずがめ記

既婚だけど単身でドイツにワーホリに来て、就労ビザで延長滞在。帰国してもドイツが好き。

図書館員が勧める本!な会に行ってきた(2)Giesing

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前回、Sendlingで Lese Zeichen というイベントに行ってみて楽しかったので、引き続き他の市民図書館をまわってみることに。

Münchener Stadtbibliothek Giesing

2発目。3月29日のお昼前。こちらはスタジオと呼ばれる個室で開催され、スクール形式なレイアウト。机の上にはクッキーとかチョコが載ったお皿があり、部屋の後方にはコーヒーと紅茶が。来ていたのは美しいおばあさま方と、美しいおじいさま方。「若者」はわたしひとりでした。そして図書館員が4人。

Töchter

父と娘の物語。2人の娘(多分)が、死期迫る父親を後部座席に乗せて、スイス、イタリア、ギリシャを旅する話。

一部が朗読されて、よくわからないけどみんな爆笑してたから面白いんだと思う。汗

Ein Einfaches Leben

本もあるんだけど、紹介されたのはオーディオブック。

アメリカ人著者による、在日韓国人のお話。日韓併合、大阪での生活。

17時間34分という長さは長いのか、短いのか・・・説明を聞いていて心苦しかった。

Jeden Morgen das Meer

パパッと飛ばされた。

Gezeiten Wechsel

イギリス人著者による、家族のお話。父母、主夫、医者の妻、2人の娘。

MITTAGS STUNDE

Mittagsruhe(お昼休憩)のことを昔はMittagsstundeと言っていたそう。

父と息子のお話で、村社会についてとか。最初の30ページを読めば北ドイツの人がどんな考え方をしてるかわかるとか。

Befreit

かのオバマ大統領もお気に入りの本だそうで。アメリカは夢の国だ!という自叙伝な内容。ぐいぐい読まされるとのこと。表紙は鉛筆なんですね。

Das Volk der Bäume

再びオーディオブック。17時間55分。

こちらも少し暗そうな。うつ病の母と息子の話。

ARMINUTA

表紙が怖い。イタリア人著者による、家族のお話。

経済的な理由で養子に出された少女が、13年ぶりに実家族のところに戻るが・・・という。

Die Glocke im See

ノルウェー人の著者による、青年が主人公のお話。

ノルウェーから飛び出して、ドレスデンの教会で働き始め、恋したりなんやら。

Am Amerikan Marriage

どうにもうまくいかない話。笑 自分だったらどうか、って考えさせられるとのこと。

Das rote Adressbuch

これも装丁がかわいい。ちょっと後輩の女の子のことを想った。

祖母、母、娘と3世代の女性の話。おばあちゃんに電話したくなる話だそう。

Ich weiß warum der gefangene Vögel singt

アムステルダムのお話。

終わってみて

いやー、こちらもまだまだ。前回と違って、本の一部を朗読して紹介されるのが多かった。わきあいあいとした雰囲気で、図書館員も聴いてる方も楽しそうで、わたしもドイツ語聞いてるだけでやっぱり楽しかった。「人前で話すの苦手なの」って言ってた図書館員の紹介した本が一番興味あるなー