みずがめ記

既婚だけど単身でドイツにワーホリに来て、就労ビザで延長滞在。帰国してもドイツが好き。

ドイツで家を見つけた方法

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ドイツに来て3日目にして住所を持てました。この記事では家探しから決まるまでの流れを書いておきます。

ドイツに来るのに最大の懸念だった家探し。とにかく家。住所がないと何も進まない。マズローの5段階欲求の下から2番目(安全=家)を満たすのに苦労すると思いませんでした。

サイトで探す

ドイツでの家探しは日本と違って不動産会社を介しません。物件サイトがあるので、それで大家さんと直接コンタクトを取って進めます。

ということで物件サイト大手のWG-gesuchtImmobilien24で家探し。気になる物件を見つけたら大家さんにメールしてみます。が、ほとんど返事はありません。大家さんをやっている知り合いのドイツ人によると「100件くらい問い合わせくるから、いちいち返してられないんだよね」とのこと。そんな中、1件返事が来た!この時点で1月20日渡航の約1ヶ月前です。問い合わせした当日に返事が来たのでそれはもう嬉しかったです。場所ミュンヘンではなく、アウグルブルクというところ。ミュンヘンでは見つからないかな、と思って範囲を広げてみたのでした。

その後、部屋についていくつか質問したり、大家さんからはいつから来るの?ということを聞かれたり、「あー決まるーよかったー」と思ってたのも束の間、1月25日以来返事がこなくなり、2月4日に返事が来たと思ったら「ごめんね、埋まってしまったんだ。」と。日本にいるかぎり、内見もできないので、早めに家を見つけても他の人に取られちゃいますね。苦しい。

そんなこんなで引き続き問い合わせを続けましたが、らちが明かず。ドイツに住んでいる友人に相談してみると、「自分から"家探してます"って出してみたら?」と。おお。なぜ思いつかなかったんだ。ということですぐにWG-gesuchtの方で掲示を出しました。シンプルに「家探しています」ということと、家賃の希望や部屋の広さなど。それからドイツに着く日も書いておきました。もちろんドイツ語。あとは印象良くなるような笑顔の写真をプロフィールに登録。

すると翌日には一気に3件の問い合わせが来たのでした。1件目(A)はチャラい感じで「Hello! How are you doing? I have a furnished room free since 5.02.2019.」と。どんな部屋ですか?と問い合わせて以来、返事なし。

2件目(B)はとても優しい感じで、自分の年齢や周囲の環境や家賃など教えてくれていました。結果、この人の家に今、住んでいます。

3件目(C)は結論から言うと詐欺でした。これはまた別途記事を書きます。

それからさらに2件(D,E)問い合わせが来て、B,Dの2件の内見を取り付けてドイツに渡りました。

内見に行く

ドイツに到着して2日目、13:00にBの内見へ。場所はPartnachplatzという地下鉄駅から徒歩10分ほどのところ。家まで迷い、人に道を尋ねながら5分遅れで到着。マンションの地上階の1室です。まず、マンションの入り口でベルを鳴らし、エントランスに入ります。するとすぐに奥からおばさまがやってきて、笑顔で「Hallo.」と言ってくれました。事前にfacebookでお顔を調べておいたのですが、写真通りやさしそうなおばさまで安心。「どうぞどうぞ」と家の中に案内され、内見を済ませました。「紅茶飲む?」と言ってくださり、家のことやお互いのことをおしゃべりしていたら14:30になってました。

洗濯機が壊れていて、地下の共有洗濯機を使う必要があったり、お風呂場が寒い、ちょと神経質そう、などの懸念はありましたが、イメージ通りのよさげな家なので心はここに決めてました。

それから同日18:00にDの内見へ。こちらは年齢不詳の男性の家。送ってもらった家の写真も「うーん」な感じでしたが、行ってみたらいいかも、という気持ちで訪れました。Unterbergstraßeという地下鉄駅から徒歩3分くらいで家に着きました。こちらもマンションで、ベルを鳴らして中に入ると明かりが一切なく、3階まで恐る恐る階段を登っていきました。3階に着いたら両隣にドアがあり、スマホの明かりで照らして表札を見るとどちらも違う!思い直して、もう1階上がることに。ドイツは1階はE(Erdgeschoss)なので、3階=4階ですね。4階で改めてスマホで両隣の表札を確認し、大家さんの名前を無事に発見。ベルを鳴らします。facebookでは複数人いたのでわからなかったのですが、思ったより若い男性でやさしそうな感じでした。が、握手した手が濡れていて、「今、掃除してたところなんだ」と。家の中は写真通り、ちょっと汚い。。そして男性が使っていたノートPCが廊下にあったのですが、角が壊れて剥がれてる。キッチンになぜか洗濯機が埋め込まれていたり、んんんんん、なんかちょっと受け入れられないかも、、、ということでその場でお断りして帰ってきました。滞在時間は5分くらい。家賃€380とかなりお安かったのですが、€300もらってもここに住みたくないなぁと思ってしまいました。

引っ越す

ということで、おばさまのところに住むことにしました。家賃は€440です。ちょっと高いけど、これ以上内見の約束もないし、背に腹は変えられない。おばさまいい人だし、安心を買うことにしました。晴れてドイツ滞在3日目にして引越し。2月20日に入居したので、日割りで計算して2月分の家賃をお支払い。3月からは1日付で支払いとのことです。

住む

散策がてら近くのスーパーを周り。dm、LIDL、NORMA、ROSSMANと揃ってます。REWEは3月にリニューアルオープンだそうで閉店中。スーパーで豆乳、ミュズリ、アボカド、人参サラダ、パン、バターなどを買い、「生活するんだなぁ」としみじみ思いました。

 

その後、Eからは引き続き連絡が来ており、「€450でWGあるよ」と言われ「高い」とお断りすると「狭くてよければ€400でもあるけど」と言われ反応しているところです。これはまた別途。

 

#ドイツ #ワーホリ #家探し