みずがめ記

既婚だけど単身でドイツにワーホリに来て、就労ビザで延長滞在。帰国してもドイツが好き。

ホテルの面接が5分で終了した話

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掲題の通り!

わたしはドイツのホテルで働きたいな、と思っています。人と話せるから。ドイツ語話せるから。英語も話せるかもしれない。日本語も活かせるかもしれない。ホスピタリティを学べる。などなど。応募資格に「ホテルで働いた経験またはホテルサービスの職業訓練修了」など記載されていたのですが、ないもんはないけど応募してみよーと思って気軽に応募したのが始まり。

応募したら返事が来た

ドイツに到着した最初の週末、2月23日に、家の近くにあったよさげなホテルに「えいっ」で応募しました。レセプションとメイドの募集があったのですが、語学を活かすならと思ってレセプションに。自分で書いて、誰にもチェックしてもらってない履歴書1枚をメールで送付。その後、何の連絡もなく「ちょっと無謀すぎたなぁ」とか思っていたら、1週間経った3月2日にメールが来ました。

Sehr geehrte Frau XXX,

herzlichen Dank für Ihre Bewerbung, bitte entschuldigen Sie die späte Antwort.

 

Wir würden Sie gerne kennenlernen und möchten Sie deshalb zu einem Vorstellungsgespräch einladen.

 

Als Termin könnten wir Ihnen anbieten:

Montag, Dienstag, Donnerstag oder Freitag zwischen 10-11 Uhr oder zwischen 15-18 Uhr.

 

Sie können uns natürlich auch andere Vorschläge unterbreiten,

falls Sie an diesen Tagen bzw. zu diesen Uhrzeiten nicht kommen können.

 

Falls Sie noch Interesse haben, freuen wir uns auf Ihre Rückmeldung.

Mit freundlichen Grüßen

 

YYY

 めちゃめちゃ感じのいいメール。ドイツのホスピタリティを見た気がします。感動しました。で、すぐさま返信して、週明け月曜、3月4日に面接をお願いすることに。面接官がどういう人か聞くの忘れたなーと思ったら面接確定のメールが来て、ZZさんがあなたにお会いできるのを楽しみにしております、と。ZZさんを調べると、そのホテルの創設者兼オーナーでした。うおお。

面接準備

それから図書館で借りておいた本をひととおり読んで準備。この本は面接準備に特化したもので、ドイツの就活とドイツ語の勉強にすごくよかったので別途紹介したいです。

www.amazon.de

いざ面接

で、ドキドキしながらホテルへ。受付のがっしりした紳士に「15時に面接に来たXXと申します。ZZさんとお約束しているのですが」と伝えると、少々お待ちください、とロビーの席に案内される。受付にはその人と、もうひとり厳格そうながっしりしたお方が。ここにわたしがいる絵は想像できませんでした。場違いな感じ。

で、10分くらいしたら創業者兼オーナーさんがやってきました。黒いスーツに黒いシャツ、そして赤いネクタイ。わー。

そしてそのままそのロビーで面接開始。「ドイツ語上手だね」から始まり、「アーヘンに1年いたんですよー」「何しに行ってたの?」「交換留学で」「で、今は?」「ワーホリで」・・・てな感じでブレークした直後。

 

「ホテルで働いたことは?」

 

この質問で決まりましたね。「残念ながらないのですが、」で続けても「ないの?正直言うと、今すぐ働ける人を探してるんだよ。ちょっと他の人とも話すけど。」と。それから「語学力は?君の英語はどれくらい上手いと思う?」とか、「他にバイトとかしてる?」とか、ささっと聞かれましたが、結局5分で終了。「また連絡するから」と言われたけど、連絡来るのかなぁ。笑

終わってみて

ホテルの経験がないのは履歴書見ればわかるのに、だったら断ってくれればいいのに、とも思いましたが、5分だろうが何だろうが、面接準備したことも、創業者と面接できたことも、機会としてすごくありがたいと思いました。次にホテルの面接受けるときは、経験ないにしてもカバーできること言えるようにしよう、とも。気にせず次に行きます!