ドイツ人が論理的すぎて笑っちゃうので記録することにした。
その1
今でも忘れない、ホストファミリーのある朝の会話。当時まだ8歳くらいの息子は、コーンフレークをおかわりしたいという状況。
息子「おかわりする!(コーンフレークの箱を指して)僕、これ全部食べれるよ!」
父「いや、お前には無理だ。」
息子「食べれるもん!」
父「いや、お前には無理だ。なぜならこの箱はお前の胃よりも大きいからだ。」
息子「・・・」
ぐぅの音も出ないとはこのことだと思った瞬間でした。子供相手にそんなことを堂々と言う父、すごい。そして息子は諦めたのでした。
その2
ある朝、部屋のドアを開けていたわたしに対しての大家さんの発言。
大家さん「部屋のドア、閉めた方がいいわよ。物理の法則で、あたたかい空気は冷たい方に流れるの。ね?」
わたし「そうですね」
物理の法則を引き出されたら、これも反論のしようがない。反論しようとも思ってないけど。
その3
柔軟剤を使わないことに疑問を抱くわたしと、それに対するタンデムパートナーの答え。
わたし「ドイツって洗剤しか使わないよね。柔軟剤はなんで使わないの?」
タンデムパートナー「環境に悪いだろう。」
わたし「そうなんですね」
タンデムパートナー「ああ、そうだ。」
おかげでいつもパリッとしてる。
その4
引き続き、タンデムパートナーとの会話。
わたし「ドイツって、洗濯するとき温度と色で分けるよね。60度のお湯とかで洗ったことないわ。」
タンデムパートナー「高温にすると、バクテリアが死滅するんだ。低温でそれをしようとすると、強い洗剤を使わなければならない。強い洗剤は環境に悪いだろう。肌にも悪いだろう。」
わたし「そうなんですね」
タンデムパートナー「ああ、そうだ。」
環境大国だなぁと思ったし、こっちももう反論のしようがない。「日本は外で洗濯するから太陽熱で死滅するよ」と言ってみたけど、「太陽に当ててもそれほど高温にならない。すなわちバクテリアは死滅しない。」と言われて、納得させられた。
余談
論理的、ではないけど「うおお」と思った話。大家さんが夜にルータの電源を切る理由。
「Wi-Fiが飛んでるとよく眠れないでしょう?」
わああ。カズレーザーかと思った。毎晩切ってますが、効果はよくわかりません。