みずがめ記

既婚だけど単身でドイツにワーホリに来て、就労ビザで延長滞在。帰国してもドイツが好き。

勘違いしてたドイツ語

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ドイツ語を勉強しています。ドイツ語はドイツ語のままで理解しようとしてますが、たまにニュアンスを捉えられないものがあります。英語にしてみたり、日本語にしてみたりするけど、それでも不可解なときはタンデムパートナーに聞くのが手取り早い。

Sollen wir 〜 ?

1つ目はこれ。sollenは英語のshall、と理解していたので、「〜しない?」と誘うときはSollen wir 〜 ?かと思ってました。が、大きな勘違い。英語でいうと shallというかshould なので、「〜すべき?」というニュアンスになっちゃうんですね。

ドイツに発つ前、友達に Ich fahre nach Deutschland. Sollen wir uns treffen? と聞いたら Ich weiß nicht ob wir treffen "sollen" :) と言われて「ん?」と。「ドイツに行くんだ。会わない?」と聞いたつもりが、多分、「ドイツに行くんだ。会うべきかな?」に聞こえてんだな、と気付きました。

それから時は経ち、ホストシスター(5年生)と遊んでいるときに Sollen wir in den Garten gehen? と聞いたら Wir könne ja machen. と言われ、これもまた「あれ?」と。「お庭行かない?」と聞いたつもりが、多分、「庭に行くべき?」と伝わっていて、「いいよ」と言われてる・・・

〜しようか?というニュアンスはあって、Soll ich diese leere Flasche weg bringen?とかはパン屋で言います。空き瓶、片付けようか?という意味で。

で、本当に「〜しない?」って言いたい場合にはなんて言うかというと、Wollen wir ですね。Wollen wir uns treffen? って言うべきだったし、Wollen wir in den Garten gehen? と言うべきだったなと。それを知ってからは Sollen wir ということはほぼなくなりました。言うとしたら、「この交通経路で行くべき?」とかの場合。

Wenn du willst.

で、wollenのニュアンスを掴んだと思ったら混乱したのが wenn du willst のニュアンス。Aachenにいたときは例えば、Möchtest du einen Kaffee? とかは普通だったけど、ミュンヘンでは Willst du einen Kaffee? と言うひとが多い。will はわたしには「〜したーい!」という子供っぽい言い回しのイメージがあって、だから Willst du einen Kaffee? と聞かれると「コーヒー欲しい?」と聞こえる。すると「いや、別にいいし」と言いたくなる。が、これはそんな意図はなくて、「コーヒー飲む?」と変換して飲み込んでます。

が、例えば、今日何してる?って聞いたときに Ich bin zu Hause. Wir können uns treffen, wenn du willst. と言われると「は?」って思う。思っていた。「家にいるよ。君が会いたいなら会ってもいいよ」という風に聞こえてたまらない・・・すると「いや、別にいいし・・・」と言いたくなる・・・

これは「よければ〜しない?」ってニュアンスなのか?「家にいるよ。よければ会わない?」っていう意図なのか?と想像してみるも、なんかやっぱりなぁ、と思ったりする。

で、本人(タンデムパートナー)にストレートに聞きました。「僕はどっちでもいいけど、君がどうしても会いたいなら会ってもいいよ、に聞こえるんだけどどうなの?」と。すると彼はびっくりして、「そんなこと思ってないよ!Wenn du willst は Wenn du Lust hast(興味があれば)って意味で、さらに言うと僕は君に会うの好きだし、会いたいなって思うから、もし君も気が乗れば会わない?って意味だよ。」と。おおー全然違う。けど、そこらへんハッキリ言うのがドイツ人ではないのか・・・とか色々思うものの、次に wenn du willst と言われたときは Ich habe auch Lust, wenn du auch Lust hast に変換することにしました。少し掴みましたが、わたしからはこの言葉まだ使えないな・・・

 

引き続き、勉強。