みずがめ記

既婚だけど単身でドイツにワーホリに来て、就労ビザで延長滞在。帰国してもドイツが好き。

ドイツで初めて歯医者に行ってきた

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歯が、痛くなりました。その経験と、保険会社のやりとりを記載します。

痛いけど、大丈夫かなーと思って放置してみて、3日経っても4日経ってもよくならないし、夜眠れなかったり、目が覚めたりするくらい痛いので行ってみることに。

他のワーホリな方々のブログなぞを見ると「治療費が高い」に次いで「治療費が高い」、それから「治療費が高い」と書いてあるのでかなりビビって行きました。

タンデムパートナーが通う歯医者へ

こんなときに頼りになるのはタンデムパートナーで、ある1人に「歯が痛くてさー、、、」と言ったら「僕が行ってる歯医者紹介しようか?なんならついてってあげるよ。」と優しい言葉をいただき、早速予約。

ワーホリの人のほとんどは入っているだろう保険会社 Care Concept に返金申請するのに必要な書類を確認したり、歯医者に見せる書類を確認したり、すっごくドキドキしながら行きました。

行ってみると、日本と全く変わらない感じで、普通に受付があって、普通に「予約はありますか?はい、ではそちらの待合室でお待ちください」と言われ、待っていると「こちらへどうぞ」と部屋に通され、これまた日本と何も変わりない、うがいのやつとか、テーブルっぽいのとか、そこに置いてある器具とかを目の前に診察される椅子に座って待ったのでした。

ドキドキしながら治療開始

で、歯医者さんが部屋に入ってきて、タンデムパートナーが彼に一言。「恐がってるからやさしくしてあげてね。」と。やさしい。。。

で、「奥歯が冷たいもの食べるとしみるのと、なんかよくわからないけど歯茎が痛い」と説明し、これまた普通に口の中を探られ、レントゲンを撮られ、ドキドキしながらリアクションを待つと、

「大きな問題は特にないですよ。冷たいものがしみるのは歯磨き粉が悪いかもしれません。これを使ってみてください」と歯磨き粉を渡された。(ちなみにelmexというやつで、dmとかで普通に手頃に売ってる)

www.elmex.de

「歯茎が痛いのは歯周病かもしれませんね。見積もりを出すので、保険会社で賄えるか聞いてみてください」と言われ、この日は特に何もせずに終了。

お金の支払いとかどうするんだろう、と思って受付に行ったら、「それでは見積もりを後日送付しますね。それを保険会社に確認してもらってください。それではまた」と見送られ、何も払わずに帰ってきた。

・・・

Google先生にも聞いてみた

と、いうことで終了。大きな問題はない、とのことですが、日に日に痛くなるのでGoogle先生にも聞いてみると、多分、多分「非定型歯痛」というやつ。が、Google先生もいろんなこと言うのでちょっと待つ。

意味不明な見積書

翌日あたりに見積書が送られてきたのですが、見方が全然わかりません。専門用語と短縮表現と計算に「うっ」となったので、やっぱりタンデムパートナーを頼ることに。歯医者を紹介してくれた人とは別のパートナーと会う予定があったので、見てもらいました。

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824.11 Euroですね。8.5万円くらいでしょうか。うおお。高い。

そしてパートナーに指摘されて気付いた不可解なことがいくつかある。

  • 「見積書の作成」で2,500円くらい掛かってる(え?この紙が?)
  • 麻酔がいっぱいある(局所麻酔、浸潤麻酔、口腔麻酔?)
  • どこからが何の治療か、本当に必要なのかわからない(歯周病の状態チェック、歯の研磨、プラークの除去、歯周病セラピー、術後処置、レントゲン撮影)
  • 歯が48本で計算されてるやつがある(32本だと思うのだが)

わたしの疑問である計算の仕方(Anzahl=数と、Faktor=要素を掛けてもBetrag=合計にならない!)は、ベースの料金が書いてないから、自分で計算するしかないとのこと。つまり、見積書の作成にある Anzahl 1 * Faktor 2.30 = Betrag 25.87 なら、ベースは10.348 Euroという。ここらへんはあんまり気にしないことにした。

見積書を見てもらったパートナーは女性なのですが、「レントゲン撮ったとき、ちゃんとお腹守ってくれた?」と聞かれ、「いや、何も。」と答えたらだいぶ怒っていた。そして「わたしが行ってる歯医者紹介しましょうか?ついてってあげるから。」と言われ、またやさしさが・・・

セカンドオピニオンは重要だと思うので、そちらにも行ってみることにします(これから予約)。

保険会社に見積書を送付した

保険会社の約款を見ると、"見積書の提示なしに治療を開始した場合、カバーできる上限は500 Euroとなります(意訳)"と。500 Euroをざらに超えているし、見積書を送付。早速届いたのメールには "leider nicht möglich"(残念ながら〜できません) の文字が。ええええ、と思ってよく読んだら違った。

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お送りいただいたフォーマットでは開けません、というやつ。書類が複数あったので zip に固めて送ったのですが、"PDFまたはJPEG以外受け付けません"と。なーんだ。ということでちまちま添付して再送。返事待ち。

歯医者の用語がわたしのボキャブラリーに加わりました

Zahnfleisch(歯肉)とか簡単なの以外に、ちょっとだけ難しいのが。

  • 麻酔(Anästhesie)
  • 頬粘膜(Mundschleimhaut)
  • 切歯・犬歯(einwurziger Zahn)
  • 臼歯(zweiwurziger Zahn)
  • 歯周病(Paradentose)
  • 顎(Kiefer)

ところで、歯が痛い。