みずがめ記

既婚だけど単身でドイツにワーホリに来て、就労ビザで延長滞在。帰国してもドイツが好き。

DHLでドイツから日本に荷物を送る方法(2020年ミュンヘン版)

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日本に帰国するので、荷物を送りました。

 

ドイツ 日本 荷物

ドイツ 日本 国際便

ドイツ 日本 引越し

ドイツ 日本 DHL

Paket nach Japan

Paket international

 

などなど、キーワードはいっぱいあるかと思います。船便で送ろうと思ってたのですが、船便で送る方法がどうにも見つからず。

普通に送るか、と思ってDHL見たらめちゃくちゃ安かったので、もうこれでいいじゃないか!と即決。

サイズとお値段

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大きい方が割安なので、大きいのにしました。できるだけ詰め込んで、身軽で帰国したい。。。

ということで、一番大きいのを選択。120×60×60cm以内で、31.5kg までなら 131,99€。日本からドイツに荷物送るのに小ちゃい箱でもすぐ1万越すので、これでこの値段なら全然いいです。はい。

120×60×60cm以内なのに、3辺は 横 + 2 x 縦 + 2 x 高さ が 300 cm 以内に収まるように、というのが書いてあって、120 + 2 x 60+ 2 x 60 じゃ300cm 越しちゃうじゃないかという謎。

いい箱がない

まずは箱の調達。これがムズかった。

1辺が120cm の箱なんてそうそうないし、60×60×60cm なんて箱もない。

周りに「引越し用の段ボールとか持ってる?」と聞いてもなかなか持ってない!!

購入しよかな、と思って調べてみると、1箱 5€ + 送料 6€ など。うぬぬ・・・

するとルームメイトが「友達が持ってるって!」とIKEAの箱を2つ持ってきてくれました。

 

サイズは 60×40×35cm。とりあえず詰めてみるか、と詰め込みはじめ、1箱がいっぱいになったところで重さを測ってみると約25kg。

残りの 6.5kg 分の服やら本やらはそこまで多くなく、2つ目の箱は1/3くらいしか埋まらない。うーん、バランス取りにくいな・・・と思って箱の調達を再計画・・・

 

ということで職場のパン屋で箱探し。パン屋に届く段ボールや、パン屋から発送する段ボールなど測ってみました。

一番よさげだったのが 60×40×20cm の箱。これを縦に2つ乗っけてくっつけたら

60×40×40cm になるので理想に近い!

が、いや、でも、大きい箱が欲しいわけじゃないんだよな・・・重さが先にリミットに到達しちゃうから・・・と思い直し、やっぱりIKEAの2箱でどうにかすることに。

でもIKEAの箱は 60×40×35cm。

横に連結すると 120×40×35cm で、なんかすごい横長の箱に。絶対折れる。

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重ねて連結すると 60×80×35cm・・・

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並べて連結すると 60×40×70cm・・・

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折れるかな・・・連結できるかな・・・でも1個がスカスカになっちゃうんだよなぁ・・・

 

とか色々悩んだ挙句、1つの名案が。

互い違いで重ねる!!!!!!!!!!!!!!!

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これなら折れない。スカスカにもならない。

結局、フタを開けたままの状態でいっぱいになるくらいでした。つまり、60×50×35cmなもん。

集荷を予約

集荷は日曜・祝日を除く月〜土の8:00〜20:00で対応可能。幅ありすぎ。

それでも 2,92€ で来てくれるのありがたい。

翌日以降を予約できたので、翌日で予約。

税関対応

国際便なので、税関を通ります。箱に入ってる品物、重さ、値段を記載します。

荷物はとっとと日本に送られて、日本でチェックされるだろうので、日本語でもよかったのですが、一応英語で。

重さとか値段とか勝手に計算してくれるので楽でした。最後には梱包箱自体を含めた荷物全体を重さを記載。31.5kg にしときました。

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 ちなみにわたしは体重計が家になかったので、送る品物ひとつひとつの重さをキッチンスケールで 1g 単位で測り、重いもの&冬物から順に詰め、最後は小物で調整、という技で詰めてきました。算数は嫌いだけど、数字を積み立ててくのは好きなので、楽しかったです。

「今はもう使わないから」という理由で冬物だけどんどん詰めてったら、大きくなるばかりだったかも。

支払い

必要項目を埋めてって、支払いを済ませます。ちなみに支払いはクレジット、PayPal、即時決算などがありますが、即時決算の Sofort が便利すぎる。

www.klarna.com

銀行、口座番号、オンラインPINを入力して、スマホに入れてる銀行のアプリで決済を承認したら完了。わたしは日本のクレジットカードしか持ってないので、そうするとユーロから円に換算されたりしてなんか嫌。

Sofort はスウェーデンの会社らしく、最初だけビビりましたが、1回使ってからはもうこれしか使ってません。

送り状の印刷

決済が完了したらその画面に送り状 (Versandmarke) が表示されてるので、それを印刷。決済完了通知がメールでも来るので、それにも添付されてます。印刷するのは3枚。

 

まずは税関に提出する書類。CN23というらしい。下部に日付と署名を書きます。

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CN23の2枚目。品物の詳細が書いてあります。 

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そして、DHLが使う送り状。

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で、DHLが使う送り状は普通に貼るとして、CN23はどうしたらいいのだ・・・?と思って見てみると、

この書類は封筒に入れて箱の外側に添付してください。

って書いてある。そういえば海外から送られてくる箱に、透明の袋が貼ってあって、そこに紙が入ってたりするアレか・・・と悟る。

"Versandtasche transparent (封筒、透明)" でドイツ語でググったら、「必要に応じて税関員が書類を取り出し、再び戻せるように透明の封筒を添付しましょう。」と書いてあった。

簡単に閉められて、開けられるやつといったらアレだよねぇ と思ってジップロックを貼り付けました。

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あとは寝て待つ

なにしろ 31.5kg もあったので、シェアハウスの同居人に玄関まで運ぶの手伝ってもらいました。2人で持っても重かった。

8:00〜20:00の幅だとさすがに家にいてられないので、玄関前に放置。DHLの備考欄にも「荷物は玄関の前に置いてあります」と記載。

仕事に出て、帰ってきたら玄関から荷物が無事に消えてて、集荷完了の伝票もポストに入ってて、ネットで追跡したら集荷センターに運ばれてて、ひと安心。

あとは無事に日本の家に届くことを祈るのみ。8営業日で届くそうなので、やっぱりこれで 131,99€ + 集荷 2,92€ = 134,91€ は安い・・・