就労ビザに切り替えることにした(情報調査編)わけですが、準備は整ったのでいざ外国人局に出陣。
予約なしで早朝に並ぶ
予約もできますが、わたしの場合どのカテゴリで予約したらいいのかさっぱり不明で、しかもどこかテキトーに見てみても、予約できる90日先までは既にいっぱい。
カテゴリ:
- ドイツ人を家族に持つ人の滞在許可
- ドイツの専門学校卒業者の滞在許可
- ドイツの語学学校入学者の滞在許可
- ドイツの大学入学者の滞在許可
- ドイツの就職活動に向けた滞在許可 などなど
ということで開館前に並んで直接整理券をゲットする作戦に。向かった2019年9月16日(月)は朝7:30開館でしたが、上司と朝7:00に待ち合わせ。既に列が。
開館前にはこんな感じで、もう列なんて存在しません。後ろにも人がいっぱい。
開館と同時にドアに人が殺到し、何か割れる音がしてたり・・・
整理券をゲットする
上司はすぐに受付に行き、「ビザの申請はどこですか?」と聞く。受付の女性は「学生ビザと就労ビザで全然違うけど、どれ?」と。「就労です」というと、「苗字の頭文字は?」と聞かれたので答える。「1階の待合室4よ。」と言われ、そこから走りはしないものの早歩きで1階の待合室4に向かう。
Service Pointというところに並び、自分たちの順番を待つ。写真は既に嵐が過ぎ去った後ですが、5人〜10人が常に並んでました。
で、自分たちの順番が来て「就労ビザの申請で」と伝え、パスポートや書類を見せたら「はいはいー」という感じでパソコンに何か打ち込んでおり。「これで順番をお待ちください」と言われてA4の紙を渡された。"あなたの前には4人が順番を待っています"と書かれていて、QRコードもついてる。リアルタイムで待ち状況を確認できるそうな。
で、待つこと20分ほどで電子掲示板にわたしたちの整理券番号が。
いざ申請
同時に表示された番号の個室に入ると、お姉さんがいました。上司が「ワーホリで来ていて、うちで働いてるんですが、6ヶ月の制限を超えて働けるように労働許可が欲しんです」と。
プチびっくり(1)
まずびっくりしたのが、お姉さんに「ところでミュンヘンに住んでます?アーヘンに住んでることになってます」と言われたこと。なんだってー!?
「15年も前の情報ですが・・・」と答えると、「そうよね。間違いよね。」といって手続きを進めてくれました。手続き、といっても書類を確認してもらったぐらい。
目視で確認が終わったのが
- 労働契約書(Arbeitsvertrag)
- 医療保険加入書(Meldebescheinigung zur Sozialversicherung)
- 最終学歴の卒業証明(certificate of graduation)
- ドイツ語能力の証明書
「ドイツ語しゃべれるわよね?B2?それなら申請が通りやすいと思うわ。」と言ってくれました。で、一応ドイツ語能力の証明書を持ってってたので、証明できてよかった。あとは卒業証明も原本じゃなくて大丈夫かなと心配だったけど全然大丈夫だった(・_・)。
スキャンするわね、と言われたのが
- パスポート
- 記入済みの"外国人の就労"フォーマット(Stellebeschreibung)
- 滞在許可申請書(Antrag auf Aufenthaltstitel)
これは不要よ、と言われたのが
- Anfrage zur Vorabprüfung
- 住民登録証明書(Anmeldebestätigung)
- パスポート用写真
でした。目視とスキャン後、書類一式は最終的に全部返却されました。
サクッと終了
お姉さんはとても親切で丁寧で安心感のある人でした。個室に呼ばれてから、確認など終わったのが8:40頃。恐れていたより複雑なこと(予約がないと無理、これがない、あれがない、これじゃ証明できない、発行が間に合わない、など)は何もなく、
「申請が通るのはバラバラで、2日で許可が下りる人もいるし、3週間掛かる人もいます。連絡をお待ちください。ではこれで終了です!」とにっこりされて終了。
プチびっくり(2)
「ちなみに6ヶ月の就労制限て何かしら?聞いたことがないし、どこにも書いてないわ。」と言われたのでワーホリビザを見せる。「ああ〜ここに直接刷ってあるのね。上司に一応確認してくるわ。」と、すぐさま戻ってきて、「何の問題もないわ。6ヶ月以上も働いて構いません。」と言われハッピー。なーんだ!
それから朝9時でしたが、上司とビールと白ソーセージでお祝いしました。許可待ちだけど、6ヶ月以上も働いていいとのことでとりあえず安心。ちなみにこれは地域や、時期や、対応してくれる人によって言うことが違うみたいなので、あくまでわたしのケースではOKだった、と理解してます。
待つのみ!